2021年2月27日土曜日

2021年2月28日の考察

米雇用統計週です。
株式はチキンレース状態なのでバーナンキショックを知っている人なら、
パウエル議長が緩和終了を宣言する前に早めに逃げたいのは普通の考えです。
たとえ、緩和終了が本年末の予想でも、見越した早めの逃げが発生するでしょう。
ワクチンが失敗していない以上、緩和収束を意識した動きが出ると思います。

今週は米雇用統計週です。
市場は指標が悪くて緩和拡大より指標が良くて緩和縮小を意識するようになったと思います。
雇用統計が悪ければもちろん安心でドル売りに傾くとは思いますが、
発表前は雇用統計が良好で緩和収束する懸念のほうが意識されそうです。

3月第二週はECBですがドラギ総裁の時と比べてドキドキ感が無くなってしまったので、
決定だけ見て冷静に判断していきたい。

3月第三週はFOMCですが注目されることは間違いないでしょう。
おそらく現段階では緩和継続となると思いますが、
今後の指標が良かった場合に緩和継続を続ける説明がしづらくなってきます。
どのくらい文言が緩和収束に近づくかは注目されるでしょう。

  • ドル円
トレンドは上で見るのを継続です。
円がどうなるかがいまいち読めないのですが、
緩和収束の懸念からドル高傾向が発生すると思います。
107円が重たい予想もしていますので、高値で買うのは推奨しません。

  • ユーロ円
127円を上抜けてしまったのでしばらく様子見です。
128円から130円くらいのレンジになるのか、
再び126円程度の水準まで落ち込むかのどちらかだと思います。
週初めからの動きを見ていきたいと思います。

  • ユーロドル
先週1.2台まで下落しましたのでいずれ上昇に転じると思います。
ただし、今後の指標やFOMCなどのイベントで流れは変わってくるはずです。
そこは1.25を目指すかもしれませんし、1.195を割り込むかもしれません。

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