日曜日の中央競馬。本日は東京メインレースで3歳牝馬クラッシック・第二弾・オークスが行われます。
以下本日の考察文です。



15時40分 東京11R オークス

芝・2400Mで行われる3歳牝馬クラッシック・第二弾。出走頭数は全18頭。現時点では以下の3頭が単勝10倍以下の人気。

④デアリングタクト
①デゼル
②クラバァシュドール

簡単に書いていきます。④は無敗でクラッシック第一弾・桜花賞を制して、今回勝てば62年ぶりの快挙の記録のかかる馬。桜花賞は道悪馬場で⑧スマイルカナが逃げる展開で、NHKマイル2着だったレスシテンシア番手マーク。行った行ったの決着になりそうなところを大外一気で差し切った強い内容。本日のオークスの最大参考レースはやはり桜花賞ですので、実力はトップなのは間違いない。課題は初の関東輸送、初の左回り、タフな競馬だった桜花賞の『見えない疲れ』、そして圧倒的人気で松山騎手がしっかり乗れるかだろう。直線外に出せるかもポイントとなる。
①デゼルは2戦2勝でスイトピーステークスを差し切った馬。確かに強い内容だったが、今回、相手関係はかなり上がるのでそこまでの素質の馬かどうかがポイント。G1常連厩舎の友道厩舎の馬で鞍上はレーン、ノーザンファームではないが社台ファーム生産馬で1番枠。売れる要素が満載で現在2番人気。この馬に関しては力関係だけでしょうね。
②クラバシュドールは桜花賞4着馬。桜花賞ではやや不利がありながら、直線はインを突いてきた。今回も内枠で同じような競馬が出来そうではあるが、『G1では結果が残せない中内田厩舎』の管理馬で桜花賞から上昇が見込めるかは未知。好枠なので押さえは必要だが勝つイメージはわかない馬。


簡単に書きましたが、上記3頭は調教の動きは3頭ともまずまず。

次に東京コースの馬場ですが、先週降り続いた雨の影響は受けずに昨日・土曜日から良馬場発表で変わらず時計は速い。差し馬も台頭しているので内外のバイアスは公平でしょう。高速決着になる可能性はありますね。

展開ですが、逃げるのは桜花賞を逃げて3着の⑧スマイルカナ、もしくはフラワーカップを番手で押し切った③アブレイズでしょう。③はキズナ産駒のノースヒルズの生産馬、来週はコントレイルがダービーに出走します。鞍上は南関競馬ではおなじみの藤井勘一郎騎手。鞍上が人気がないので内枠の先行馬なのに全く人気がありませんが、私は⑧を逃がして番手で競馬が出来れば、昨年のダービーのロジャーバローズのような可能性もああると見ています。調教の動きており、馬券には加えたい馬。ペースは⑧次第ですが普通くらいには流れるでしょう。スローペースはないと見ています。

来週のダービーもそうですが、全馬が未知の距離への挑戦で適性に関してはやってみないとわからない部分は大きい。調教の動きから面白いと思った馬は以下の馬

⑩ミヤマザクラ
⑦ウインマイティー
⑰マルターズディオサ
⑤ホウオウピースフル

⑩は前走・桜花賞出走でもちあじが活きずに今回距離延長で鞍上は武豊は悪く無いでしょう。元々ダービーも視野に入っていた馬で調教の動きもいい。そして昨日も武豊は「インを突いて勝利』しているように今週は丁寧な乗り方が目立つ。
⑦は人気はありませんが、忘れな草賞の勝ち方が鮮やかだった馬。好枠に入り、調教の動きも良く、『イン5』『イン7』あたりで追走できれば、前走は馬群を割って伸びてきたのでロスなく差してこれそう。ゴールドシップ産駒という血統面で売れていないのかもしれないが、和田なら一発はある。
⑰マルターズディオサは好枠であれば軸でもよかった馬で3頭だしの手塚厩舎だが、大将格はこの馬だろう。調教も同厩舎3頭合わせの一番外を周回して先着で動きは良く、田辺がこの枠からどう乗るかがポイントになる。
⑤も調教の動きが良く、前走は前しか残れないフローラステークスで馬群を割って伸びてきた。調教の動きもまずまずで好枠に入ったが、鞍上がレーンから内田に大幅弱化。大一番でも平気で出遅れる糞騎手になり下がった内田でもはやG1では用無し騎手だが、押さえくらいには入れてもいいかもしれない。

まあ、フルゲートの競馬で伏兵は多数だが、現時点では⑩ミヤマザクラ、⑦ウインマイティーの2頭を穴軸として馬券を組む予定です。牝馬戦なのでパドックの出来も考慮します。

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