現在の大井競馬場の天候は雨。気温は21度。馬場は『重馬場』と発表されています。本日は大井競馬開催3日目です。 


昨日、初日の競馬は不良馬場から重馬場に変わる中での競馬で馬場バイアスは『ややインコース有利』のバイアス。逃げ馬は全12レースで5勝ですがほとんどが前半戦の下級クラスで後半戦は前が有利ではありますが、外先行も馬券に絡む結果。本日は雨の中の競馬で馬場は不良に戻るでしょう。ある程度内外は公平になると考えて馬券を組んでいきます。

『昨日の好騎乗騎手』

笹川騎手 達城騎手 

昨日は笹川騎手が4勝の固め打ち。矢野騎手も3勝ですが前半の下級条件戦で価値はなし。初日から穴をあけているのが達城騎手で今開催は積極的に乗れているように思います。あとはやはり真島騎手でしょう。


以下現時点での本日の予定です。


11R 東京記念

本日のメインレースは重賞・東京記念。距離は2400M、出走頭数は全15頭。現時点では人気は割れ気味の番組。

2013年 プレティオラス
2014年 ユーロビート
2015年 プレティオラス
2016年 ユーロビート
2017年 サブノクロヒョウ
2018年 シュテルングランツ

上記に書いたのが過去6年の東京記念の勝ち馬。連覇はありませんが、プレティオラス、ユーロビートが2勝しており、また馬券内を見ても昨年はユーロビートは3着、そして今年の参戦はありませんでしたが、愛知のカツゲキキトキトという馬が2017年、2018年と連続で2着入線しています。
つまりこのレースは『長距離適性』がないと好走できないレースで、『過去のこのレースの好走馬・トライアル戦の好走馬』は基本的に押さえないといけないレースということ。
今年の出走メンバーで言うと、昨年のこのレースの勝ち馬・⑫シュテルングランツ、そして8月13日に行われた東京記念トライアルの馬券内入線馬・⑤サブノクロヒョウ、⑥ストライクイーグル、④スギノグローアップの4頭は『黙って買い』のレースということです。
考えなければいけないのは、距離適性が未知の馬で、今回人気しているのが・・・

⑨マルカンセンサー
⑩センチュリオン
⑭ヤマノファイト

の3頭。まず、⑨は上昇中の4歳牝馬でベストは大井の2000M、1800Mという馬。今回は的場騎手の進言でレディースプレリュードではなくこちらを選択したようですが、距離適性は未知。的場騎手は当然、東京記念の勝ち方を知っているので無策な競馬はしないと思いますが、基本的に逃げ・先行馬が馬券になるこのレースで差し馬のこの馬が初距離でどのくらい伸びてこれるかがポイントになります。
⑩は3頭だしの小久保厩舎の1頭ですが、ちょっと売れすぎな印象。前走の川崎でのスパーキングサマーカップは1番人気に押されて何もできずに5着敗退。中央での活躍馬ですが、この馬を頭で買う期待値はほとんどないでしょう。買えてヒモか押さえまで。⑭は本橋から赤岡への鞍上チェンジで2連勝という4歳の上がり馬。同世代のダービー馬・③ハセノパイロが壊れていますので、現時点ではモジアナフレイバー、クリスタルシルバーと並んで4歳世代のトップであることは間違いないでしょう。しかしそれは2000Mまでの話で今回の距離をこなせるかは未知数。押さえまででしょう。

展開を考えると逃げるのは④スギノグローアップか⑫シュテルングランツで④が内枠ですので『イン3』に控える選択肢はあるでしょう。逆に⑫はハナがとれなければ厳しい競馬になると見ています。
この距離の競争ですのでスタミナを考えてどの馬も先行馬は折り合うはずで毎年先行馬決着になるレース。軸候補は現時点では⑤、⑥、⑫の3頭。パドックと馬場を見て選んでいきます。

穴馬を書いていきます。適性は未知ですが、乗り役と前走の競馬内容から私が考える穴馬は以下

②クラウンシャイン
⑬ピアッシングステア

②は転入2戦目となる馬で距離適性は未知ですが、怖いのは枠順と先行力と『以上に乗れている笹川騎手』穴の根拠はそれだけです。
⑬は東京記念トライアルは出走取り消しとなり適正は未知数ですが、前走は⑨マルカンセンサーが勝ったオーガスト賞で後方から伸びて3着入線。この馬は中央時の実績から距離は伸びたほうがいい馬で、展開がもつれた時突っ込んでくる可能性のある馬はこの馬だと見ています。

ここはこの後のバイアスを見てパドック更新で馬券を組んでいきます。





12R  展開重視・穴狙いレース

B2クラスの選抜特別。距離は1400M、出走頭数は全16頭。ここは混戦模様の番組で展開読みがポイントとなるレース。現在人気になっているのは4連勝で昇級戦となる⑥ペネトラーレ、距離短縮で使ってくる⑦スターズテソーロの2頭で共に『逃げ馬』。さらに内枠には思い切った騎乗をする大木騎手騎乗の②カシノランサムや、好調・笹川騎手騎乗の①トレースイスラもおりこの2頭も基本的には逃げ馬。これに休み明けで距離短縮で減量・福原を乗せてきた④アリストレジェンドも前に行くはずで外から⑯ノアブリジット、⑭ミッドアルティザン、⑮エンパイアアーサーあたりも前に行く。ペースはおそらく流れる想定。ここは差し決着になるとヤマを張って、差し馬で前走の競馬でチェックを入れている馬を中心に馬券を組みたい。以下の3頭。

⑬ニシノフローラル
⑨ショウサングランド
③コウエイテンマ

まず、⑬は毎回必ず伸びる差し馬で吉原騎手と一番手が合う馬。前走もしっかり伸びているが、今回はさらに展開は向くはずで現時点では軸候補。
⑨は通常ではあまり買いたくない馬だが、今回は展開が向くと見ている、現に2走前に同じような展開で勝ち馬とコンマ4秒差の3着に入線しており、買うなら今日のような前つぶれが期待できる時のみの馬。前走も伸びている。
③は前走穴で狙って馬券にした馬だが、2走前から馬の動きが変わり直線伸びるようになった。今回も内で脚をためられる枠順に入り再度穴をあけてもおかしくない。

ここは差し決着になると見て上記の3頭を中心に馬券を組みます。



以上が本日の考察文です。その他のレースはパドック更新のみとさせていただきます。


『本日の注目騎手』

真島騎手 本橋騎手 吉原騎手


『本日の注目厩舎』

宗形厩舎 藤田厩舎 渡邊厩舎


本日もよろしくお願いいたします。

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