2020年05月22日
ドナテッラ （フェニーチェの18 父ロードカナロア） 5月近況～ローレルクラブ出資馬
ローレルクラブ出資馬
ドナテッラ
2歳 牝馬
父 ロードカナロア
母 フェニーチェ
母父 ファルブラヴ
美浦 加藤征弘厩舎
生産 村上欽哉牧場
5月10日近況
浦河町の吉澤ステーブルにて、BTC内の屋内坂路1本を14秒から13秒にペースを上げた調教を行なっています。厩舎長によると「調教強化後は少し飼葉を残す事がありましたが、疲労の回復は早くなってきており、馬体や体質面の成長は順調に進んでいます。まだ走行時の脚の運びに少しブレが見られる状態ですが、速いペースへの対応は乗り込みごとに上がっており、坂路の終点までスピードを持続できています。スピード調教を繰り返す事で力を付けつつ、フットワークの向上に取り組んでいます。BTCの馬場へ行く前に必ず場内のトラックコースにてハッキングキャンターでウォームアップを行ないますが、場内ではおっとりとしていても、BTCの坂路のスタート地点にたどり着くと気持ちのスイッチが入るようになって、さらに動きがピリッとしてきました。牝馬はこのように気持ちの切り替えができない仔が多いので、とても頼もしいですね」との事です。また、ゲートについては「周りを警戒するような怖がりな面が少し残っているものの、ゲートは全然怖がる事がなく、スタートダッシュも実にスムーズです。すでにトレセンでゲート試験を受けられるレベルにあります」と評しており、スタートセンスの良さがうかがえます。
測尺は体高158cm（+1）・胸囲184cm（+2）・管囲19.5cm、馬体重は477kg（+11）
5月12日近況
この中間は場内のロンギ場で軽めの騎乗運動を行なっています。
吉澤ステーブル厩舎長
「調教中に左後肢球節部へ外傷を負いました。傷口は小さいものですが傷腫れを起こしたため、加藤(征)師と相談のうえ、美浦トレセン近郊牧場への移動を延期する事になりました。腫れは日に日に治まっていますので、移動までに1カ月はかからないと思います」
5月19日近況
この中間はBTC内の芝コース1200mと屋内坂路1本を18秒ペースのキャンター調教を行なっています。
吉澤ステーブル厩舎長
「左後肢球節部の外傷は完治しましたので調教を再開しています。休ませた期間が短かったので体力的にも大きな影響はなさそうです。休養前の調教まで戻せた時点で加藤(征)師へ移動を打診する予定です」
5月22日近況
この中間にBTC内の芝コース1200mと屋内坂路1本を16秒ペースのキャンター調教を行ない、茨城県のリバティホースナヴィゲイトへ向けて本日出発しました。
吉澤ステーブル厩舎長
「加藤(征)師へ近況報告を行なったところ、移動する事になりました。軽めの調教だけでは、ピリピリとしてかなり行きたがるほどですので、体力的には問題はなさそうです。あとはまだ怖がりな面が残っていますので、今後の気性面の成長を期待したいです」
母フェニーチェの3番仔にして最後の仔 ドナテッラが本州へ出発。血統馬らしく馬体も美しく成長しています。是非とも母を超えるような活躍をみせて欲しいものです。
ドナテッラ 2019年4月 村上欽哉牧場見学記事
Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 19:13
│ドナテッラ
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