2020年03月17日
ドナテッラ （フェニーチェの18 父ロードカナロア） 3月近況～ローレルクラブ出資馬
ローレルクラブ 出資馬近況
2歳馬
ドナテッラ
（フェニーチェの18）
牝馬
父 ロードカナロア
母 フェニーチェ
母父 ファルブラヴ
美浦 加藤征弘厩舎
生産 村上欽哉牧場
3月1日育成情報
浦河町の吉澤ステーブルにて、BTC内の屋内直線ウッドコースまたは坂路1本を17秒ペースのキャンター調教を消化。
厩舎長が「17秒ペースでの調教にも慣れてきて、坂路の終点までしっかりと駆け上がる事ができています。馬体減りはなく順調に体重が増加していますし、調教後の疲労もありませんので、徐々にペースを上げてさらなる体力強化とフットワークの向上に努めていきます」と話す通り、その後は15-15にペースを上げた調教を行なっています。厩舎長によると「ガンガンいきたがる感じではなく、鞍上が促して走っている状態ですが、ペースアップ後もしっかりと走れています。のんびりしているほどではありませんが気性的に落ち着きが出ているので、ゆとりを持って調教で走っています」との事です。今後のプランについて、加藤（征）師は「この仔が生まれてすぐの頃からずっと見させてもらっていますが、こちらが思い描いていた通りの成長をしてくれています。これからも順調に進めば6月頃に入厩させたいと考えています。皆さんの期待に応えられるよう、しっかりやっていきます」と話しており、早期デビューを目指して調教が進められます。測尺は体高157cm（+2）・胸囲180cm（+2）・管囲19.5cm、馬体重は465kg（+10）です。
3月10日育成情報
引き続きBTC内の屋内坂路1本を15-15のキャンター調教を行なっています。
吉澤ステーブル厩舎長
「これまでは整った体型を維持して馬体が成長していましたが、ここにきて骨格に変化が出てきました。測尺の数値に大きな変化はありませんでしたが、見た目には体高が伸びてきて背中を見上げるぐらいの感じになってきました。やや詰まり気味だった背中も併せて伸びており、身体を大きく見せています」
3月17日育成情報
この中間はBTC内の屋内坂路1本を14-14の調教を行なっています。
吉澤ステーブル厩舎長
「調教を強めてからは、坂路コースに入ると良い具合に気性面のスイッチが入るようになってきました。それでも操作性がよいので、マイルぐらいの距離は十分に持つと思います」
母フェニーチェ最後の仔 フェニーチェの18 の馬名が ドナテッラ 「神からの贈り物の意味を持つ人名」神から授かった愛おしく大切な存在 に決まっています。
昨年末更新の動画では、前向きさがイマイチに映りましたが、今週の近況をみるかぎり大丈夫そうですね。馬体の緩さも徐々に解消されつつあるように見えますし、この先も順調に成長してくれればと思います。
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