HAKODATE-RACING-CLUB

2018年08月15日

馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況


友駿ホースクラブ愛馬会
出資馬近況


3歳馬
ハートランドシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況

高橋義忠調教師コメント
「放牧して立て直しを図りましたが、馬体が思うように回復していませんでした。そのため勝負どころではいい感じで上がってきましたが、ゴール前は苦しそうで伸びを欠いていました。放牧を挟んでこの状態では、来月までの未勝利戦に使うことはできないと思いますので、一旦宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出します」

先週の競馬は着順こそ8着ではありましたが、着差は0.5秒と臨戦過程を考慮すれば、内容的には悪くないといった評価をしました。しかしタイムリミット。既に出されています。使い出しがあと数か月早ければといった感。残念です。

ちょっと気になったのは・・
このレースはJRA-VAN で観戦しましたが、そのパドック映像を見ていて憤慨。先週土曜(8月11日)の小倉7レースのパドック映像。12番がハートランドシチーです。
閲覧できる環境の方は、是非一度ご覧になってみて下さい。

今回は深めのブリンカーを着用してパドックを周回しているのですが、それを気にしてか、ハートランドシチーが曳いている厩務員の方を向こうとしたとき、厩務員がハートランドシチーの首を押して正面を向かせようとする場面。

何度か確認しましたが、これ、普通でしょうか?

私はあの押し返し方は尋常ではないとジャッジしてます。

曳いている本人に何があったのかは分かりかねますが、

何かの感情で馬に当たっているようにしか見えません。

あれでは後ろの馬を曳いていた厩務員もドン引きでしょう。

こういった厩務員にあたる馬が可哀そうに思います。

競馬場の観客やネットで、多くのファンが見守るパドック。

少し気を付けられないのか? と、ここで問いかけてみます。

ハートランドシチー号。お疲れ様。


2歳馬
シュテルンシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況
牡馬
父 オルフェーヴル
母 ケープタウンシチー
母父 シンボリクリスエス
美浦 池上昌和厩舎
生産 幌村牧場

吉澤ステーブルイーストで調整中。
マネージャーコメント
「様子を見ながら調教を進めていますが、メニューは変わっていません。動きや馬体は良くなっていますが、まだ芯が入っていないところがありますので、その辺りの成長力に期待したいところです。残暑も厳しいので無理をしないように進めていきたいと思います。ここに来てから体高も上がっているようですので、まだ良化の余地を残しています。兄とは違うタイプですが、体力の強化に努めながら進めていきます」
馬体重440キロ

ブリッツェンシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況
牡馬
父 ベルシャザール
母 ケイティマイヒメ
母父 コロナドズクエスト
美浦 古賀慎明厩舎
生産 桑田牧場

トゥモローファームで調整中。
場長コメント
「坂路で15-15を行いながら調教を進めていますが、先週あたりから自らハミを取って前進姿勢でフォームが良くなってきました。トレセンでは速いところを行わずにこちらにきましたので、まだ手応えは一息でしたが、徐々に力強くなってきました。それに伴わって体も締まってきており、馬体も充実してきました。早ければ今週末にも戻るようになるかと思いますので、そのつもりで進めていきたいと思います」


グランツシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況
牡馬
父 トゥザグローリー
母 ナムラセレナーデ
母父 アグネスタキオン
栗東 牧田和弥厩舎
生産 杵臼牧場

No.9ホーストレーニングメソドで調整中。
場長コメント
「暑さが厳しいことから体力を温存するために坂路コースでの稽古を行っていましたが、今週末から再度1600mのダートトラックコースに入れて仕上げていきたいと思います。脚元も速いところを行っていますが異常はなく固まったものと思われます。調教師から直接厩舎に入れたいと言われましたので、しっかりと乗り込んでいつ移動しても良いようにしていきたいと思います。時期については早くても来月の後半になるかと思いますので、それまで体力の強化を図っていきます」
馬体重460キロ


ヴェンセールシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況
牡馬
父 ヴィットリオドーロ
母 スズカミンクス
母父 アサティス
美浦 伊藤圭三厩舎
生産 グランド牧場

美浦トレセン在厩。
伊藤圭三調教師コメント
「帰厩後、馬体確認を行いましたが異常はありませんでした。馬体重が452キロまで戻ってきましたが、週末の日曜に15-15を行ったあとに測ったら445キロになっていました。おそらく競馬では430キロ台になるかもしれません。しかし体高はありますので、今後身が入ってくればもっと立派になると思います。今週から速いところを行って、来月の中山のダート1800m戦を目標に仕上げていきたいと思います」


グリニッジシチー
馬の曳き方に思う事 ・・ 友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況
牡馬
父 エスポワールシチー
母 プラセンティア
母父 トワイニング
美浦 相沢郁厩舎
生産 カミイスタット

門別の白井牧場で育成中。
場長コメント
「引き続き放牧して様子を見ていますが、だいぶ歩様も良くなり並足では違和感はなくなりました。しかし深管なのでまた痛めてしまうと長引いてしまうことが考えられます。状態は良くなってきていますので、もう少し辛抱すれば落ち着いてくれると思います。体も立派になっておりますので、じっくりと脚元を固めていきたいと考えています。調教師からも良くなってから調教を再開するようにと指示を受けていますので慎重に進めていきます」
馬体重483キロ

シチーで出資の2歳勢。競馬に近いのはブリッツェンシチー、ヴェンセールシチーですが、デビュー戦は同レースになるのでしょうか。


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 14:43