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2018年07月18日

友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況~2017年産駒募集馬


友駿ホースクラブ愛馬会
出資馬近況


ハートランドシチー
友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況~2017年産駒募集馬
父 ハーツクライ

三重ホースで調整中。担当者コメント
「馬体の良化を図りながら軽いところを乗り込んでいます。まだ背肉とトモの筋肉が落ちていますので、ケアをしながら進めています。調教内容はハッキングで入って、終いは普通キャンターまでペースを上げています。こちらでは環境が良いせいか気難しいところも見せずに稽古を行えているので、その点はプラスかと思います。今後は体の良化を図るとともに乗り込んでいき、帰厩の態勢を整えていきたいと思います」


アンシャンテシチー
友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況~2017年産駒募集馬
父 ゴールドアリュール

前走後、宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出ました。なお、今後について調教師と協議した結果、9月の阪神の未勝利戦に登録することも出来ますが、早めに地方に移籍して中央復帰の権利を取ることにしました。
羽月友彦調教師コメント
「前走は落鉄の影響で競走中止となりましたが、状態は良かったので落鉄がなければいい競馬をしてくれたと思います。その後脚元も異常なく、9月の阪神戦も登録できますが、万が一のことを考えれば早めに地方に移籍して態勢を整え、3歳の内に戻せればと思います」
地方競馬の転籍先につきましては現在検討中。

時間が無くなってきた3歳勢。ハートランドシチーはあとワンチャンスかツーチャンス。アンシャンテシチーは一旦 地方に転籍して中央への再転入を目指すことになったようです。馬が自信を付けて戻ってきてくれればいいかなと思ってます。



シュテルンシチー
友駿ホースクラブ愛馬会 出資3歳馬、2歳馬近況~2017年産駒募集馬
父 オルフェーヴル
4月30日 吉澤ステーブルにて

吉澤ステーブルイーストで調整中。マネージャーコメント「馬体の良化を図りながら調教を進めていますが、この暑さで思うように体重が載ってきません。現在は416キロとなっており、見た目はそれほど細くなったようには感じませんが、体力を奪われているものと思われます。他の2歳馬も同様なので夏負けに気を付けたいと思います。稽古はハロン17~20秒を3600m乗り込んでいます。いいものを持っていそうですので、無理をしないように進めていきたいと思います。何とかこの時期を乗り越えていって欲しいと思います」

夏以降の移動予定を前倒しての本州移動。移動前の430kgから416kgへの馬体重減は心配ですが、なんとかここを乗り切って。



ブリッツェンシチー
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父 ベルシャザール

ファンタストクラブから移動し、先週末にトレセンに入厩。
古賀慎明調教師コメント
「初めての長距離輸送でしたが、熱発もなく問題はありませんでした。馬体もチェックしましたが異常ありません。まずは環境に慣らしていきたいと思いますが、かなり暑くなってきていますので、夏負けには気を付けて調教を進めていきたいと思います。稽古はゲートを中心に行っていますが、入り、中立、出も扉が開いたら躊躇なく出ます。明日はもっと速く出られるように調整し、ゲート試験の備えたと思います。このまま順調にいって欲しいところです」

北海道では順調に進んだブリッツェンシチーがゲート試験の為、一旦入厩。筋肉の鎧を纏ってしまったのが競馬に行ってどう出るかとも思ってますが、この世代最初に出資した馬ですから頑張って欲しいと思います。



グリニッジシチー
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父 エスポワールシチー

門別の白井牧場で育成中。
場長コメント
「週2回坂路で15-15を行っていましたが、ここにきていくらかトモに疲れが見られたことから、速いところは週1回にしてペースを抑えています。ここまで速いところをコンスタントに乗ってきましたので、丁度いいインターバルになるかと思います。今後トモの疲れも回復してきましたら、ピッチを上げていきたいと考えています。体は以前に比べて逞しくなっており成長が伺えます。しかしまだ他馬を気にするところもありますので、その辺りも改善できればと思います」 馬体重は483キロ。


ヴェンセールシチー
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父 ヴィットリオドーロ

阿見の西山牧場で調整中。場長コメント「明け方の過ごしやすい時間帯にキャンター3000mを消化し、15-15の速いところも取り入れて調教を行っています。体も少しずつですが良くなってきていますので、体力を付けながら進めています。デビューは9月の中山を検討されているようですが、それまでまだ時間がありますので、成長を促しながら調整したいと考えています。こちらのほうもかなり暑くなってきていますので、とくかく夏負けには気を付けたいと思います」



グランツシチー
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父 トゥザグローリー

No.9ホーストレーニングメソドで調整中。場長コメント「先週レントゲンを撮って患部の状態を確認したところ、化骨もしっかりしており良くなっていました。これから坂路と1600mのダートトラックを併用しながら速いところを乗り込んでいきたいと思います。また牧田調教師と移動の時期について相談しましたが、内地のほうはかなり暑く馬に相当な負担がかかることが予想されるので、9月中旬を過ぎてある程度涼しくなってから移すことにしました。それまで時間がありますので、入厩後はすぐに出走態勢が取れるように仕上げていきたいと思います」
馬体重450キロ。

脚元が良化したグランツシチー。今後は更に負荷を掛けたメニューとなりますが、無事に成長してほしいと思います。

友駿のHP・会報誌にて2017年産駒の動画・写真・測尺が更新されました。 4月の記事(皐月賞後記) でも触れていますが、チェックしていた馬が順調な成長を見せています。シルクの申し込み結果次第では、シチーの17年産も視野に入れています。


Posted by 函館レーシングクラブ代表 at 18:27