ハリルホジッチ監督が電撃解任されて、新監督に就任した西野朗氏が就任記者会見を行ってから1ヶ月が経過した。ロシアワールドカップで日本の初戦コロンビア戦が6月19日（日本時間同日午後9時）であり、ちょうど一ヶ月を切った。

日本代表が30日に西野新体制ではじめてガーナとのテストマッチ（＠日産スタ）に挑むが、ロシアワールドカップ（ロシアW杯）開幕を待ちきれない世界中のサッカーファンは「どこが優勝するのか？」という最大の命題に挑み続けている。

スイスの大手銀行であるUBSが統計手法を用いてロシアW杯の結果を分析、予想した。その統計データが発表され、日本のロシアW杯での優勝確率は「0.1%」ということがわかった。

同社が発表したロシアW杯の優勝確率で優勝最有力に挙げられたのがドイツで24.0%、2番手にはブラジルで19.8%、3番手にはスペインで16.1%と続いている。開催国であるロシアは1.6%、アジアで最上位はイランで0.4%、日本のライバルである韓国は0.2%と日本よりも上回った。

UBSはロシアW杯の優勝確率以外のデータも発表しており、各国がどこまで勝ち上がるかの確率も発表している。そのデータによると、日本はグループH（ポーランド・セネガル・コロンビア・日本）で2位になる確率は20.6%、グループ首位は16.6%となっており、グループリーグ突破は1／5程度の確率と見られている。また、ベスト8進出が9.8%、ベスト4進出が1.6%、そして準優勝が0.4%となっている。

スポーツの結果を予想してお金を賭けることができるブックメーカーも、ロシアW杯の優勝オッズを公開している。イギリスの老舗ブックメーカー「ウィリアムヒル」発表の優勝オッズによると、日本はアイスランドと同じ251.00倍のオッズとなっている。優勝確率では日本より上をいっている韓国は日本よりも評価の低い401.00倍となった。

優勝候補の筆頭はドイツとブラジルが並んで5.50倍、そのあとをフランスが6.50倍、スペインが7.00倍、アルゼンチンが10.00倍で追う展開を示している。