1万5千枚の大型分売!USEN-NEXT HOLDINGS(9418)の立会外分売予想

2019年4月18日(木)~2019年4月22日(月)に立会外分売実施が予定されている、USEN-NEXT HOLDINGS(9418)の分売詳細情報です。

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USEN-NEXT HOLDINGSの立会外分売詳細

銘柄名USEN-NEXT HOLDINGS(9418)【東証一部】
業種情報・通信
企業詳細旧母体USENが傘下の持株会社。店舗・施設向け音楽サービス、動画配信、格安スマホ等提供
発表日2019年4月10日(水)
分売予定日2019年4月18日(木)~2019年4月22日(月)
分売実施日2019年4月18日(木)
売買単位100株
申込上限10,000株
信用区分信用
分売枚数15,000枚(1,500,000株)
発行株式数比率約2.5%
分売総額13.65億円(分売発表日終値ベース)
分売価格812円
割引率2.52%
分売目的分布状況改善、流動性向上

USEN-NEXT HOLDINGSの株式データと推移

発表日終値910円
発表日出来高409枚
分売前日終値833円
分売前日出来高4,819枚
予想PER17.18倍
実績PBR3.08倍
株主優待8月末・2月末
100株以上…自社サービスの割引
予想配当利回り0.58%

USEN-NEXT HOLDINGSの業績データ

2019年8月(予想)2018年8月2017年12月
売上高(百万円)170,000107,932114,291
営業利益(百万円)8,0006,0065,867
当期利益(百万円)3,0003,169427
ROA(%)0.59
ROE(%)5.42
自己資本比率(%)9.6

USEN-NEXT HOLDINGSの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2015年11月以来の実施。
前回(分売枚数:8,200枚、割引率:3.00%)の結果は、始値+0%・終値-2.0%となっています。

分売目的

降格要件には当てはまらないので特に行う必要がなく、株主による売却目的かと思われます。

流動性

現在の板は450枚以上、発表前の出来高平均は500枚程度と流動性は高め

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価は下落トレンドとなっており、今年4月初めには833円の年初来安値を付けています。

PER17.18倍・PBR3.08倍の株価は、同業他社と比較してやや割高

一部銘柄としては値動きがやや大きいです。

配当金・株主優待

年間配当は1株5円で利回りは0.58%。

株主優待は年2回・8月と2月末に100株以上保有で、動画配信サービス「U-NEXT」90日間無料格安SIM「「U-mobile」対象プランの初期費用無料&5,000円キャッシュバックとなっています。

業績

業績は変則決算となっているため比較が行えません。
2Q時点の利益進ちょく率は52%となっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

発行株式数比率こそ2.5%ですが、分売枚数は非常に多く、重量感のある分売となります。
流動性も今回の枚数を捌けるほどの水準ではないので、需給面での不安が残ります。

発表翌日には需給悪化が懸念されて大きく売られています。
年初来安値を更新する可能性もあり、下値の目途が付かなくなると厳しい展開になりそう。

単価自体は高くないですが、割高の株価なので買いも入りづらい。
短期参加者が多くなると、分売価格割れも十分考えられるでしょう。

当日は上値が重い展開が予想され、利益が出たとしても限定的だと思うので、今のところは見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

前回よりも渋いディスカウントとなり、発表日から約11%安での値決めとなっています。
本日は一時年初来安値を更新(819円)しましたが、その後反発しております。

出来高は大きく増加していて明日も同様の買い需要があれば、寄りはなんとかなるかもしれません。
ただ寄り売り参加者が多ければ、分売価格同値付近もしくは割れる可能性がありそう。

短期であれば下値リスクは小さいので、明日の地合いと板気配が良ければ参加するのはアリか。
展開によっては場中に一時的でも分売価格を下回る可能性が高いので、参加するなら売却タイミングには気を付けたいところ。

リスクの割にリターンが望めないことからD評価としていますが、明日の買い需要が高ければ一部から参加するかもしれません。

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