2017年12月19日(火)~12月22日 (金)に立会外分売実施が予定されている、
東京個別指導学院の分売詳細情報です。
東京個別指導学院の立会外分売詳細
銘柄名 | 東京個別指導学院(4745)【東証一部】 |
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発表日 | 2017年12月11日(月) |
分売予定日 | 2017年12月19日(火)~12月22日 (金) |
分売実施日 | 2017年12月19日(火) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 5,000株 |
信用区分 | 貸借 |
分売枚数 | 27,000枚(2,700,000株) |
発行株式数比率 | 約5% |
分売総額 | 29.84億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 986円 |
割引率 | 2.47% |
分売目的 | 分布状況改善、流動性向上 |
東京個別指導学院の株式データと推移
発表日終値 | 1,105円 |
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発表日出来高 | 3,729枚 |
分売前日終値 | 1,011円 |
分売前日出来高 | 5,078枚 |
予想PER | 32.48倍 |
実績PBR | 7.02倍 |
株主優待 | 2月末・8月末 100株以上・・・自社運営教室の株主優待券 |
予想配当利回り | 2.57% |
東京個別指導学院の業績データ
2018年2月(予想) | 2017年2月 | 2016年2月 | |
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売上高(百万円) | 18,800 | 17,909 | 17,094 |
営業利益(百万円) | 2,560 | 2,305 | 2,217 |
当期利益(百万円) | 1,690 | 1,438 | 1,383 |
ROA(%) | – | 13.73 | 13.62 |
ROE(%) | – | 17.51 | 17.48 |
自己資本比率(%) | – | 78.4 | 78.5 |
東京個別指導学院の立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
2016年4月17日以来の立会外分売実施となります。
前回の結果は始値-0.6%・終値+0.4%と、低調な結果で終えています。
分売目的
実施目的には「流動性向上」とありますが、特に行う理由がなく実施までの期間も短いため、単に上位株主による売却案件と推測されます。
流動性
現在の板は950枚程度、発表後の出来高平均は1,500枚以上と流動性はかなり高い。
株価・ボラリティ
ここ最近の株価は、900円から1,100円と比較的落ち着いた値動き。
好調な業績発表が好感されて一時上値を目指しましたが、その後は売りに押されて現在は1,000円台で推移しています。
PER33.86倍、PBR7.32倍の株価は、同業他社と比べて同水準程度。
東証一部銘柄であることから株価変動は平均的。
配当金・株主優待
配当は1株26円で利回りは2.47%。
株主優待は自社運営教室「東京個別指導学院」等で使える株主優待券がもらえます。
年2回、100株以上で1,000円分。
業績
今期業績は売上+5.0%・利益+11.1%と、増収増益となる予想。
2Q決算の経常利益進捗率は18.0%と、5年平均(4.8%)を上回っています。
総合評価(立会外分売発表時点)
評価 | |
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D(3) | |
同じような規模だった昨年行われた分売は、実施が最終日・割引率が1.5%ということもあって低調な結果となりました。 今回も枚数が非常に多く流動性も若干心もとないので、微妙な案件となりそうです。 賃借銘柄ではありますが、前回最終日に実施したことから今回は警戒して空売りが入りづらい状況になることも考えられます。 27,000枚もの株が市場に出回れば短期的に上値が重くなることは必然的であり、リスクを冒してまで参加する分売ではないでしょう。 |
総合評価(立会外分売前日時点)
評価 | |
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D(4) | |
前回のような実施の延期は行われず、ディスカウント率も通常の設定となっています。 ただそれでもこの枚数を捌ききれるとは思えず、損失が出る可能性の方が高いことから見送った方が良さそう。 |