昇格はもうすぐ!テラスカイ(3915)の立会外分売予想

2018年10月30日(火)~2018年11月01日(木)に立会外分売実施が予定されている、テラスカイ(3915)の分売詳細情報です。

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テラスカイの立会外分売詳細

銘柄名テラスカイ(3915)【東証マザーズ】
発表日2018年10月12日(金)
分売予定日2018年10月30日(火)~2018年11月01日(木)
分売実施日2018年10月30日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,214枚(121,400株)
発行株式数比率約2.1%
分売総額4.19億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,868円
割引率2.98%
分売目的市場変更における株主数要件の充足

テラスカイの株式データと推移

発表日終値3,450円
発表日出来高48枚
分売前日終値2,956円
分売前日出来高276枚
予想PER237.44倍
実績PBR13.13倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

テラスカイの業績データ

2019年2月(予想)2018年2月2017年2月
売上高(百万円)6,7774,8643,534
営業利益(百万円)199268202
当期利益(百万円)82171128
ROA(%)5.9410.50
ROE(%)12.2021.65
自己資本比率(%)45.153.8

テラスカイの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年5月に引き続いての分売実施。
前回の結果(枚数:2,800枚、割引率:2.48%)は、始値-0.1%・終値-0.3%となっています。

分売目的

適性開示には昇格における株主数要件の充足とあり、前回の分売では要件を充足できなかったため再度行われるものと思われます。
8月に市場変更の申請を行っており、承認されれば近いうちに昇格となりそうです。

流動性

現在の板は30枚以上、発表前の出来高平均は30枚程度と流動性はかなり低い

株価・ボラティリティ

株価は5月の分売による需給悪化で2,900円台まで下落
その後昇格期待により反発して、現在は3,500円付近で推移しています。

PER237.44倍・PBR13.13倍の株価は、同業他社と比較して非常に割高

100円近く動く日もあり、値動きは大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待も創設されていません。

業績

今期業績予想は売上+39.3%・利益-25.7%と、増収ながら大幅減益の見通し。
2Q決算時点で進捗率9.8%と厳しい状況であり、さらなる下方修正の可能性あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

前回は前日に大幅に下落して年初来安値での値決めとなりましたが、当日はほぼ軟調な値動きとなりマイナスリターンで引けています。
あまり下げなかったのは、売れ残りにより売り圧力がそこまで強くなかったからだと思われます。

今回は前回よりも半分以上少ない枚数ですが、流動性が依然低く、売れ残りはないと思いますがリターンが出るかは微妙な案件と言えます。

業績不振の割高値がさ株ということで、参加のリスクはそれなりにありそう。
昇格に向けての買いで上がりすぎるようだと、さらに厳しい結果になる恐れがあります。

あまり乗り気ではないですが、流動性が改善されて値ごろ感のある値決めとなれば、参加を検討したいと思います。
ただ地合いが悪い状況が続くようだと見送る予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

本日はマザーズ市場の大幅下落の影響で約10%安で引けています。
割引率と合わせて発表日から約17%安での値決めとなりました。

年初来安値を下回る価格なので、値ごろ感はあるのですが、現在の地合いで参加するのはリスクが高そう。
板もスカスカの状況で、参加するにしても明日の板気配確認は必須でしょう。

ただ割高の株価で値嵩株となると、朝の買い需要増加もあまり期待できないと思います。
新興市場が崩壊している状況での参加は、リスクが高すぎるので見送ります。

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