一部昇格発表は近い?システム情報(3677)の立会外分売予想

2018年11月16日(金)~2018年11月21日(水)に立会外分売実施が予定されている、システム情報(3677)の分売詳細情報です。

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システム情報の立会外分売詳細

銘柄名システム情報(3677)【東証二部】
発表日2018年11月09日(金)
分売予定日2018年11月16日(金)~2018年11月21日(水)
分売実施日2018年11月16日(金)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分貸借
分売枚数3,500枚(350,000株)
発行株式数比率約3%
分売総額5.36億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,297円
割引率3.06%
分売目的分布状況の改善ならびに流動性向上

システム情報の株式データと推移

発表日終値1,530円
発表日出来高1,375枚
分売前日終値1,338円
分売前日出来高2,628枚
予想PER26.63倍
実績PBR6.69倍
株主優待9月末
100株以上…クオ・カード500円分
予想配当利回り未定

システム情報の業績データ

2019年9月(予想)2018年9月2017年9月
売上高(百万円)10,70010,1158,147
営業利益(百万円)1,050989772
当期利益(百万円)730703550
ROA(%)16.9516.35
ROE(%)26.3524.96
自己資本比率(%)62.167.4

システム情報の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年6月8日以来、今年2回目の実施となります。
前回の結果(枚数:2,400枚、割引率:3.02%)は、始値+4.2%・終値+8.3%となっています。

分売目的

適性開示には東証一部昇格を目指しているとあります。
ただすでに要件は満たしており、今回は株主による売却要素が強いと思われます。

流動性

現在の板は500枚、発表前の出来高平均は1500枚程度と流動性は十分

株価・ボラティリティ

株価は8月まで1,000円~1,200円のレンジでの値動きでしたが、9月に業績上方修正を発表すると急騰
その後いったん下げたものの、10月中旬FRONTEOとパートナー契約により再び上昇。1,845円の上場来高値を記録しています。

PER26.63倍・PBR6.69倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

出来高が増えると100円以上動き、やや値動きは大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は今のところ未定。
前期は1株18円で利回りは1.18%

株主優待は9月末に100株以上保有でクオカード500円分がもらえる。
配当と合わせたトータル利回りは年1.5%

業績

今期業績予想は売上+5.8%・利益+6.2%と、増収増益の見通し。
これで8期連続最高益更新と成長が続く見込み。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

枚数は3,500枚とやや多く、発行株式比率も3%程度とまずまずあります。
一部市場変更目的となっていますがすでに要件はクリアしており、分売でのプラス要素にはなさなさそう。

値動きは大きいですが下値での買い需要は高く、中長期では上昇トレンドが続いております。
流動性は文句なしで賃借銘柄でもあるため、今回の枚数でもすべて捌けるかと思われます。

株価は割高ではなく、反発線上の1,,400円付近まで調整すればその後の反発に期待できそう。
さらに前回同様の割引率であれば、それなりのリターンが狙えそうです。

今年85%で利益が出ている賃借分売であり、前回も好結果だったことから参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

本日はあまり下げませんでしたが、発表日から15%安での値決めとなり値ごろ感があります。
新興銘柄ではありませんが、ディスカウントをしっかりしたことは評価できます。

出来高は大きく増えており、今回の枚数でも需給面に不安はないでしょう。
空売りもそこそこ入っているようなので、当日の買戻しに期待したいところです。

分売価格は25日線上にあり、短期での反発が見込めそう。
地合いが依然安定しておらず前回ほどの利益は出ないかもしれませんが、分売価格を割って始まることはないと思い各社から参加する予定です。

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