1万枚以上の低位株分売!神東塗料(4615)の立会外分売予想

2018年4月27日(金)~5月2日(水)に立会外分売実施が予定されている、神東塗料(4615)の分売詳細情報です。

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神東塗料の立会外分売詳細

銘柄名神東塗料(4615)【東証一部】
発表日2018年4月20日(金)
分売予定日2018年4月27日(金)~5月2日(水)
分売実施日2018年4月27日(金)
売買単位100株
申込上限5,000株
信用区分信用
分売枚数15,499枚(1,549,900株)
発行株式数比率約5%
分売総額3.86億円(分売発表日終値ベース)
分売価格229円
割引率2.97%
分売目的分布状況の改善、,流動性の向上

神東塗料の株式データと推移

発表日終値249円
発表日出来高294枚
分売前日終値236円
分売前日出来高1,993枚
予想PER13.07倍
実績PBR0.46倍
株主優待なし
予想配当利回り2.01%

神東塗料の業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)21,80021,42322,885
営業利益(百万円)7109101,014
当期利益(百万円)590649454
ROA(%)1.821.24
ROE(%)4.032.91
自己資本比率(%)46.244.0

神東塗料の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年2月25日以来の立会外分売実施。
前回(分売枚数:415枚、割引率:-3.49%)の結果は始値+1.2%・終値+2.4%となっています。

分売目的

特に分売を行う目的がないですが、株価がここ数年の高値圏で実施までの期間が短いことから、単に大株主による売却目的だと推測されます。

流動性

現在の板は1,000枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はまずまず。

株価・ボラティリティ

株価は決算期待により280円まで上昇したものの地合い悪化で下落、その後は業績不調もあって上値が重い展開が続いております。

PER13.07倍・PBR0.46倍の株価は、同業他社と比較してかなり割安

一部銘柄ということだけあって、値動きはそこまで大きくない。

配当金・株主優待

年間配当は1株5円で利回りは2.01%。

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績は売上+1.8%・利益-22.0%と大幅な減益見込み。
3Q時点の経営利益進捗率は87.1%と、5年平均の69.9%を大きく上回っていて業績上振れの可能性あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

発行株式5%枚数1万枚以上とかなり多く、現在の出来高では捌くのは厳しいかと思います。

株価的には割安の低位株でボラも大きくないので、損失リスクは小さい。
ただ1枚数百円の攻防となりそうで、利益が出ても証券会社によっては手数料負けする恐れもあり。

業績も良くなく中長期の保有はリスクがありそう。
今の段階では割れる可能性の方が高いので、もう少し出来高が増えて割引率も良ければ参加を検討します。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

本日はやや値を下げて割引率もほぼ3%と、さらに割安感のある価格で決まったことはプラス要素。

板と出来高はそれなりに増えているのですが、1万5千枚の枚数を捌けるほどのものではなく、明日朝の板気配でどれだけ買い需要があるかの確認が必要でしょう。

昨年10月以来の株価水準であることから、短期勝負ではあれば損失リスクは限定的だと思われます。
一方で枚数が多いことから上値が重い展開も予想され、同値付近か利益が出ても微益となりそう。

申し込む会社によっては手数料負けも考慮しないといけず、あえて参加するメリットがあるかは微妙と言える。
明日朝の板気配で予想以上の買いが発生しない限り、見送る予定です。

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