昇格期待の貸借小型分売!神姫バス(9083)の立会外分売予想

2019年7月05日(金)~2019年7月11日(木)に立会外分売実施が予定されている、神姫バス(9083)の分売詳細情報です。

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神姫バスの立会外分売詳細

銘柄名神姫バス(9083)【東証二部】
業種陸運業
企業詳細兵庫県の大手バス会社。不動産、車両物販、業務受託、介護・レジャーサービスなど多面展開。空港リムジンバスも好調。不動産は賃料収入が貢献。
発表日2019年6月26日(水)
分売予定日2019年7月05日(金)~2019年7月11日(木)
分売実施日2019年7月05日(金)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分貸借
分売枚数390枚(39,000株)
発行株式数比率約0.6%
分売総額1.4億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,379円
割引率3.73%
分売目的市場変更における形式要件の充足

神姫バスの株式データと推移

発表日終値3,660円
発表日出来高39枚
分売前日終値3,510円
分売前日出来高198枚
予想PER12.11倍
実績PBR0.49倍
株主優待3月末、9月末
100株以上・・乗合バス運賃半額割引券10枚、株主優待割引券3,000円分
予想配当利回り1.00%

神姫バスの業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)45,90045,88944,562
営業利益(百万円)2,4502,3262,604
当期利益(百万円)1,7401,7491,579
ROA(%)3.062.79
ROE(%)4.123.82
自己資本比率(%)75.773.0

神姫バスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2019年3月以来、今年2回目の実施。
前回(分売枚数:871枚、割引率:3.98%)の結果は、始値+1.6%・終値+0.1%となっています。

分売目的

前回同様、東証一部昇格における形式要件充足目的となっています。

流動性

現在の板は60枚以上、発表前の出来高平均は20枚程度と流動性は低め

株価・ボラティリティ

株価は前回の分売以降、動意薄の展開が続いており、値動きの少ない状況となっています。

PER12.11倍・PBR0.49倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

出来高が乏しいこともあって、最近の値動きは落ち着いています。

配当金・株主優待

年間配当は1株35円で利回りは1.00%

株主優待は3月と9月末に100株以上保有で、バス半額割引券10枚と飲食店やTSUTAYAなどで使える割引券(3,000円分)がもらえる。

業績

今期業績は売上横ばい・利益+5.3%と、減益だった前期から回復する見込み。
これで5期連続の増収となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

分売枚数は非常に少なく、発行株式数からみても超小粒の案件となります。
前回は売り禁だったものの、短期参加者が少なく好ディスカウントだったこともあり、プラスリターンで始まっています。

貸借銘柄だけあって既に空売りが入っており、値を下げています。
普段の出来高は少ないですが、分売が材料となって実施までに改善されることに期待したいところ。

直近安値付近である3,400円を下回る値決めとなれば、一旦の反発が見込めそうでしょうか。

前回とは異なり売り禁が解除されていることや、小粒の貸借分売であることから、まずまずのリターンが狙えるかと思われます。
値嵩株ではありますが、地合いが悪化しない限り各社から参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

貸借銘柄ですが発表日からほぼ売られることなく本日も引けています。
ディスカウントは前回同様高くなっており、直近安値を下回る値決めで値ごろ感があります。

空売りも分売枚数に対してそこそこ入っており、地合いさえ問題なければ寄りで割れることはないかと思われます。
値がさ分売ですが値動きは安定しているので、リスクはそこまで高くないでしょう。

配分がもらえる確率が非常に低いですが、各社から申し込む予定です。

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