高配当!船場(6540)の立会外分売予想

2018年12月04日(火)~2018年12月07日(金)に立会外分売実施が予定されている、船場(6540)の分売詳細情報です。

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船場の立会外分売詳細

銘柄名船場(6540)【東証一部】
発表日2018年11月22日(木)
分売予定日2018年12月04日(火)~2018年12月07日(金)
分売実施日2018年12月04日(火)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分貸借
分売枚数2,000枚(200,000株)
発行株式数比率約2.0%
分売総額2.04億円(分売発表日終値ベース)
分売価格982円
割引率2.09%
分売目的分布状況改善、流動性向上

船場の株式データと推移

発表日終値1,020円
発表日出来高85枚
分売前日終値1,003円
分売前日出来高2,464枚
予想PER12.56倍
実績PBR1.06倍
株主優待なし
予想配当利回り3.92%

船場の業績データ

2018年12月(予想)2017年12月2016年12月
売上高(百万円)28,80029,53927,615
営業利益(百万円)1,2701,4221,715
当期利益(百万円)8009911,097
ROA(%)5.586.31
ROE(%)11.1414.90
自己資本比率(%)53.247.0

船場の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2017年12月に東証一部昇格。
今回が初めての分売となります。

分売目的

株主数は6月末時点で2,078名ですが、そのあと業績下方修正などネガティブ材料もあったことから、現在の株主数が降格要件に達している可能性があります。
そのため今回の分売は、降格を防ぐための株主数増加目的だと思われます。

流動性

現在の板は150枚以上、発表後の出来高平均は80枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

ここ1年の株価は業績不振もあって、1,400円を上値に下落トレンドになっています。
現在は約4%の高配当が意識されて、1,000円付近では買われています。

PER12.56倍・PBR1.06倍の株価は、同業他社と比較して割安水準

一部銘柄だけあって値動きは安定しています。

配当金・株主優待

年間配当は1株40円で利回りは3.92%

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績予想は売上-2.5%・利益-10.7%と、中間決算にて下方修正して減益見込み。
ただそれでも3Q決算での進捗率は58.1%と、下振れた前期の進捗率よりも低い水準となっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

枚数は多くないですが、出来高が若干物足りない水準となっています。
賃借銘柄なので、今後空売りが入って流動性が高まることに期待したいです。

業績不調により株価は下落基調となっており、かなり割安の株価となっています。
それに伴い配当利回りも高くなっていて、配当権利日まではある程度の下支えがあるかもしれません。

ただ反発線の1,000円を大きく割ってしまうと、下値の目途が付かなくなる恐れがあります。
1,000円付近での値決めとなれば短期での反発が期待でき、そこそこのリターンが狙えそうです。

業績が良くないため長期での保有は微妙かもしれませんが、分売当日は配当狙いの一定の買いがありそうですので、参加方針でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日は引け間際に空売りの買戻しが入った影響で、前日比+3.7%の上昇となりました。
にもかかわらず割引率は渋い設定となり、値ごろ感はあまり感じられません。

一方流動性はかなり高くなっており、需給面での不安はありません。
一部の賃借分売と本来なら積極参加の案件ですが、前日の引け間際に急騰した銘柄の結果は思わしくないことが不安要素となります。

空売りはまずまず入っていますが、本日はあまり増えておりません。
大きく割れることはないと思いますが、リターンもあまり期待できないかもしれません。

あまり積極的にはなれませんが、明日の板気配を見て参加を決める予定です。

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