2020年一発目はハイリスク案件!リックソフト(4429)の立会外分売予想

2020年1月29日(水)~2020年1月31日(金)に立会外分売実施が予定されている、
リックソフト
(3559)の分売詳細情報です。

スポンサーリンク

リックソフトの立会外分売詳細

銘柄名リックソフト(4429)【東証マザーズ】
業種情報・通信
企業詳細主軸のパッケージソフトは製造業に加え金融も想定以上。人件費増を吸収し前号比で営業増益幅拡大。
発表日2020年1月14日(火)
分売予定日2020年1月29日(水)~2020年1月31日(金)
分売実施日2020年1月29日(水)
売買単位100株
申込上限2,000株
信用区分信用
分売枚数1,400枚(140,000株)
発行株式数比率約3.3%
分売総額8.05億円(分売発表日終値ベース)
分売価格6,267円
割引率2.99%
分売目的分布状況の改善、流動性の向上

リックソフトの株式データと推移

発表日終値5,750円
発表日出来高1,043枚
分売前日終値6,460円
分売前日出来高935枚
予想PER100.10倍
実績PBR21.16倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

リックソフトの業績データ

2020年2月(予想)2019年2月2018年2月
売上高(百万円)3,0002,4821,728
営業利益(百万円)406371130
当期利益(百万円)28325593
ROA(%)22.2513.91
ROE(%)35.4423.05
自己資本比率(%)66.655.8

リックソフトの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2019年10月以来の実施。
前回(分売枚数:2,100枚、割引率:3.00%)の結果は、始値+1.3%・終値+3.6%となっています。

分売目的

今回の分売は特定同族会社の認定除外を目的としております。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は400枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

株価は前回の分売以降反発し、現在は6,000円台まで回復しています。

PER100.10倍・PBR21.16倍の株価は、同業他社と比較して割安性は皆無。

一日に500円近く動く日もあり、ボラティリティが大きい。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待もありません。

業績

今期業績は売上+20.9%・利益+9.4%と、3期連続の増収増益となる見込み。
3Q決算は大幅増益となり、通期上振れが期待されます。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数は前回より少なく、規模も重量感はありません。
前回は発行株式5%の重たい案件でしたが、短期参加者が見送ったことで割れることなくプラスで終えています。

分売と同時に発表された決算が好調だったことで、翌営業日にはストップ高まで急騰しています。
さらに割高の株価となっており、実施までに株価が安定しないようならリスクの高い分売となりそうです。

ハイリスク&ハイリターンの案件となりそうですが、買い需要は高いので利益が出る場面はありそう。
ただ地合いと条件次第で大きく割れる可能性もあるので、実施日まで様子見とします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

過熱感のあった株価は一度落ち着きを見せたものの、5,000円台では買い需要が高くその後反発しています。
ディスカウントは約3%ですが、分売価格に値ごろ感はありません。

以前値がさのボラの激しい銘柄で、かなりリスクの高い分売となりそう。
加えて市況も不安定な状況となっており、そろそろコロナ・ショックの影響が出てもおかしくない。

一時的に分売価格を割れる可能性が高く、リスク管理ができない場合は見送りを推奨します。
値決めがもう少し安ければ参加していましたが、今の株価水準では参加が怖いので見送ります。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする