初の分売実施!リックソフト(4429)の立会外分売予想

2019年10月24日(木)~2019年10月28日(月)に立会外分売実施が予定されている、リックソフト(4429)の分売詳細情報です。

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リックソフトの立会外分売詳細

銘柄名リックソフト(8142)【東証マザーズ】
業種情報・通信
企業詳細柱のパッケージソフト販売はメインの製造業から金融など他業種へ拡大。導入先へのアップグレード案件や研修サービスも上乗せ。
発表日2019年10月11日(金)
分売予定日2019年10月24日(木)~2019年10月28日(月)
分売実施日2019年10月24日(木)
売買単位100株
申込上限2,000株
信用区分信用
分売枚数2,100枚(210,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額10.9億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3,817円
割引率3.00%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

リックソフトの株式データと推移

発表日終値5,170円
発表日出来高762枚
分売前日終値3,935円
分売前日出来高749枚
予想PER76.46倍
実績PBR17.99倍
株主優待なし
予想配当利回り未定

リックソフトの業績データ

2020年1月(予想)2019年1月2018年1月
売上高(百万円)230,000217,666207,631
営業利益(百万円)1,4001,6371,838
当期利益(百万円)550849458
ROA(%)0.990.57
ROE(%)3.501.85
自己資本比率(%)26.730.0

リックソフトの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2019年2月に東証マザーズに新規上場。
今回がはじめての分売実施となります。

分売目的

昇格狙いについての記載はなく、単に株主による売却目的と思われます。
一部市場変更には1年ルールがあるため、最短でも来年2月以降となりそう。

流動性

現在の板は100枚以上、発表前の出来高平均は500枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

上場以降一時9,000円台を付ける場面もありましたが、8月に入り上位株主の利確もあって大きく下落。
その後分割を実施するも下落基調が続いています。

PER76.46倍・PBR17.99倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高。

直近では一日に500円程度動く日もあり、値動きが荒い状況。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+20.9%・利益+9.4%と、成長率は落ちるものの増収増益の見込み。
コンセンサス予想はかなり強気(利益+32.6%)。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数こそ多くないですが、発行株式数5%の重たい案件となります。
決算を挟んでいるため直近の出来高はそこそこありますが、普段の出来高は物足りない水準。

分売によって大量に市場に放出されることから、PTS(夜間取引)ではすでに大きく売られています。
上場日に付けた4,525円が一旦の下値の目安となりそうでしょうか。

非貸借かつ板もスカスカであるため、条件が良くならないと厳しい展開になりそう。
ボラが大きく買いが入りにくい値がさ株でもあるので、リスクを取らずに見送る予定でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

発表以降投げ売り状態となって3,000円台まで下落するなど、上場来安値を更新し続けています。
本日こそ反発しましたが、ディスカウントと合わせて26%安での値決め。

流動性は少し改善されたものの、発行株式5%の枚数を捌くのはやや厳しそうに見えます。
ただ新興市場は続伸しており、展開によってはリターンが出る可能性がありそう。

単価が高いのに加え連日安値を更新してる状況ですので、ザラ場を見れない人は見送った方が良い分売かと思われます。
私もリスクの高い案件には申し込まない主義なので見送ります。

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