3月末に一部昇格!オロ(3983)の立会外分売予想

2018年3月20日(火)~3月23日(金)に立会外分売実施が予定されている、オロの分売詳細情報です。

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オロの立会外分売詳細

銘柄名オロ(3983)【東証マザーズ】
発表日2018年3月2日(金)
分売予定日2018年3月20日(火)~3月23日(金)
分売実施日2018年3月20日(火)
売買単位100株
申込上限500株
信用区分信用
分売枚数3,240枚(324,000株)
発行株式数比率約3.9%
分売総額8.03億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,110円
割引率2.50%
分売目的市場変更における形式要件の充足

オロの株式データと推移

発表日終値2,477円
発表日出来高477枚
分売前日終値2,164円
分売前日出来高1,020枚
予想PER28.47倍
実績PBR3.82倍
株主優待なし
予想配当利回り0.69%

オロの業績データ

2018年12月(予想)2017年12月2016年12月
売上高(百万円)4,5643,9103,375
営業利益(百万円)918858682
当期利益(百万円)631574461
ROA(%)14.4719.31
ROE(%)17.2926.90
自己資本比率(%)87.675.5

オロの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年9月7日以来の実施です。
前回(分売枚数:1,620枚、割引率:2.56%)の結果は始値+2.9%・終値+7.7%と好調に推移しました。

分売目的

分売発表と同時に東証一部市場変更(3月26日付)を発表しており、今回は株主数と流通株式比率要件を満たすために行われる分売となります。

流動性

現在の板は100枚以上、発表後の出来高平均は400枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

ここ数ヶ月の株価は、業績上方修正配当実施などで年末年始にかけて上昇しましたが、利益確定の売りや地合い悪化による売りに押されて、2,000円付近まで下落しております。
その後は2,500円まで値を戻しましたが、分売実施による需給悪化懸念で下落、昇格決定による材料出尽くし感もあり上値が重い状況が続いております。

PER31.47倍・PBR4.22倍の株価は、同業他社と比較して割高と言える。

株価は始値から一日に3~4%程度動いており、株価変動が大きめ。

配当金・株主優待

配当は1株15円で利回りは0.63%。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+16.7%・利益+7.0%で、4期連続の過去最高益となる見込み。
自己資本比率が高く、財務の健全性が高い。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

前回の分売結果は好調でしたが、今回の半分の枚数でした。
流動性が前回とさほど変わっておらず、やや需給面が気になるところです。

材料出ると出来高が増大する傾向にあるので、なんとか捌けそうな水準かもしれません。
ただ出来高が細ってきてるので、当日までに増えてほしいところ。

現在やや売られていますがまだ割高であるため、ボラの大きさも考えるともう少し調整してほしいところ。
今の株価水準だと短期ではあまり利益が出なさそう。

すでに一部昇格が決まっていることから、ここからさらなる上値は追いづらいかも。
HYPER空売りの在庫はあるので、空売りの入り具合割引率流動性を見て判断したいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日は相場環境の悪化で10%以上値を下げたものの、割引率を渋くしなかったことは評価できます。

発表日から15%安と値ごろ感はありますが、依然割高の株価であるため、明日の地合いによっては分売価格割れで始まる可能性もあります。
また現時点で板がスカスカなことも不安要素となります。

まずまずリスクのある分売となりそうですので、明日朝の板気配の確認は必須でしょう。
ボラが大きいので、地合いが悪ければ直近安値(2,000円)を試す展開になる恐れもあり。

私は明日の板気配を見てから決めますが、ややリスクがありそうなので参加するにしても少量だけにしておきます。

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