業績好調!エヌリンクス(6578)の立会外分売予想

2018年10月30日(火)~2018年11月02日(金)に立会外分売実施が予定されている、エヌリンクス(6578)の分売詳細情報です。

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エヌリンクスの立会外分売詳細

銘柄名エヌリンクス(6578)【ジャスダック】
発表日2018年10月12日(金)
分売予定日2018年10月30日(火)~2018年11月02日(金)
分売実施日2018年10月30日(火)
売買単位100株
申込上限400株
信用区分信用
分売枚数1,180枚(118,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額3.48億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,241円
割引率3.03%
分売目的市場変更における形式要件の充足

エヌリンクスの株式データと推移

発表日終値2,947円
発表日出来高92枚
分売前日終値2,311円
分売前日出来高500枚
予想PER27.20倍
実績PBR5.36倍
株主優待なし
予想配当利回り無配

エヌリンクスの業績データ

2019年2月(予想)2018年2月2017年2月
売上高(百万円)4,8523,9583,054
営業利益(百万円)351315201
当期利益(百万円)230202136
ROA(%)18.5718.58
ROE(%)41.2242.43
自己資本比率(%)46.143.6

エヌリンクスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年8月の分売から速いペースでの実施。
前回の結果(枚数:600枚、割引率:3.04%)は、始値±0%・終値-0.1%となっています。

分売目的

適性開示には東証二部への市場変更を準備中とあり、前回と同じく市場変更における形式要件の充足のために実施される分売となっています。
ただ今回の分売終了後でも、流通株式比率要件が不足しているため、再度売出施策が行われるものと思われます。

流動性

現在の板は100枚、発表前の出来高平均は150枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は決算期待やゲーム事業開始により上昇、10月4日には上場直後以来の3,000円台を記録。

PER27.20倍・PBR5.36倍の株価は、同業他社と比較して少し割高です。

新興銘柄らしく、1日100円以上は当たり前に動いています。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待も創設されていません。

業績

今期業績予想は売上+22.6%・利益+11.4%と、二ケタ増収増益の見通し。
2Q決算は予想を上回る水準となり、進捗率はすでに73.4%でさらなる上方修正期待あり。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

前回は今回のほぼ半分の枚数だったのにも関わらず、始値・終値ともに軟調な結果で終えています。
今回は発行株式5%の規模で、枚数のわりに重量感のある案件となっています。

現在の板では売り圧力に耐えられるか不安なため、実施までにもう少し厚くなってほしいところ。
25日線の2,600円台前半まで調整すれば、一旦の反発が期待できるかもしれません。

分売としては値嵩株かつボラも大きいので、参加のリスクはやや高いと言えます。
業績は良いので中長期での保有はありかもしれませんが、分売でのリターンはあまり望めなさそう。

流動性が改善されて値ごろ感のある価格であれば、参加を考えたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

連日の新興市場下落の影響で、発表日から約24%安での値決めとなっています。
板はスカスカで、発行株式5%の枚数を支えきれるか不安な状況。

株価的には反転を期待したい水準ですが、現在の地合いだとまだ下値を探りそう。
前回の分売も不調だったことを踏まえると、分売でのリターンはあまり期待できないと思われます。

明日地合いが好転しない限り、分売価格を一旦割れる展開になると予想します。

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