2018年中に一部昇格か!カナミックネットワーク(3939)の立会外分売予想

2018年2月26日(月)~2月28日 (水)に立会外分売実施が予定されている、カナミックネットワークの分売詳細情報です。

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カナミックネットワークの立会外分売詳細

銘柄名カナミックネットワーク(3939)【東証マザーズ】
発表日2018年2月08日(木)
分売予定日2018年2月26日(月)~2月28日 (水)
分売実施日2018年2月26日(月)
売買単位100株
申込上限300株
信用区分信用
分売枚数4,000枚(400,000株)
発行株式数比率約5%
分売総額20億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,559円
割引率3.00%
分売目的市場変更における形式要件の充足

カナミックネットワークの株式データと推移

発表日終値5,000円
発表日出来高479枚
分売前日終値4,700円
分売前日出来高912枚
予想PER163.93倍
実績PBR38.35倍
株主優待なし
予想配当利回り0.11%

カナミックネットワークの業績データ

2018年9月(予想)2017年9月2016年9月
売上高(百万円)1,5001,2911,129
営業利益(百万円)360330264
当期利益(百万円)230223165
ROA(%)19.3019.60
ROE(%)26.2430.47
自己資本比率(%)73.773.4

カナミックネットワークの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年8月16日以来の実施となります。
その時の結果は始値-1.1%・終値-0.7%で終えています。
(分売枚数:4,000枚、割引率:2.97%、申込上限:2枚)

分売目的

適時開示には「一部への市場変更を進めている」との記載があります。
株主数が一部上場基準にギリギリの水準であり、上限を少なく設定していることも含めて、株主数増加の意味合いが強いでしょう。

流動性

現在の板は100枚以上、発表後の出来高平均は500枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラリティ

ここ数か月の株価は2,000円台で推移していましたが、「医療ICT」関連が注目されて徐々に上向き基調となり、1月15日にはストップ高、19日・23日にも介護施設システムのリニューアルを材料に再びストップ高まで買われています。

PER152.25倍、PBR35.62倍の株価は、同業他社と比べて非常に割高の水準です。

マザーズ銘柄で材料株・仕手株化していることもあり、ボラリティは非常に高くなっています。

配当金・株主優待

配当は1株5円で利回りは0.11%

株主優待はなし。

業績

今期は売上+16.2%・利益+9.1%と引き続き増収増益予想ですが、やや頭打ちで成長は鈍化しています。
1Q時点の通期経常利益に対する進捗率は68%となり、前年同期の34.7%を大幅に上回っております。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

分売規模20億発行株式数比率5%の重たい案件で、現在の流動性ではやや厳しい感じがします。

株価は買われすぎな水準であることや値嵩株値動きも激しいことを含めて、参加リスクの高い分売と言えるでしょう。

現在大きく下落しておりこのまま大きな調整が進めば、短期勝負で利益が狙える可能性も出てきます。
しかし前回同じような条件で分売価格を下回ったことから、積極的には参加しづらいとも言えます。

分売ラッシュの時期にあえてリスクを冒してまで参加する案件とも思えず、私は見送る予定でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

ディスカウント率は3%ですが、実施前日に大きく上昇してしまったため実質的な値ごろ感はありません。
出来高はやや増えていますが板が薄いので、当日に全て捌ききれるか微妙なところでしょう。

ただチャート的には上昇基調になっており、中長期的では期待できるかもしれません。
短期では需給悪化が避けられず、長期で保有するにしても分売当日の方が安く買える可能性あり。

一定の買い需要はあるので、当日朝の板気配を見て超短期で参加するのもありですが、ボラリティが高いので日中板を見れない方には厳しそうだと思います。
値嵩株で下落したときのダメージも大きく、リスクに見合うリターンは期待しづらい。

私は不参加の予定でいます。

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