業績回復の賃借銘柄!博展(2173)の立会外分売予想

2018年2月27日(火)~3月2日 (金)に立会外分売実施が予定されている、博展の分売詳細情報です。

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博展の立会外分売詳細

銘柄名博展(2173)【ジャスダック】
発表日2018年2月20日(火)
分売予定日2018年2月27日(火)~3月2日 (金)
分売実施日2018年2月27日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分貸借
分売枚数600枚(60,000株)
発行株式数比率約1.6%
分売総額0.95億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,416円
割引率3.01%
分売目的分布状況の改善、流動性の向上

博展の株式データと推移

発表日終値1,577円
発表日出来高1,654枚
分売前日終値1,460円
分売前日出来高1,154枚
予想PER31.27倍
実績PBR5.49倍
株主優待3月末
100株…オリジナルQUOカード500円
予想配当利回り1.10%

博展の業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)11,0009,2688,088
営業利益(百万円)450-253170
当期利益(百万円)180-36997
ROA(%)19.3019.60
ROE(%)26.2430.47
自己資本比率(%)73.773.4

博展の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2016年3月8日以来の分売実施。。
前回の結果は始値+4.9%・終値+6.6%となっています。

分売目的

適正開示には「流動性の向上」などが書かれていますが、申込における上限枚数を一枚に設定していますので、株主数を増やしたい意向が伺えます。
昇格を意図した分売に見えますが株主数は昨年時点で要件に達していて、その他の要件がまだ到達できていないため、市場変更はまだまだ先になりそう。

株価が急騰したタイミングでの実施発表であることから、単なる売り出しのための分売とも推測されます。

流動性

現在の板は400枚以上、発表後の出来高平均は1,000枚程度と流動性は高い

株価・ボラリティ

ここ数か月の株価ですが、決算発表が好調だったことで徐々に下値を切り上げております。
また1月末には、子会社がAI・ロボット関連であることが買い材料とされて急騰しています。

PER30.41倍、PBR5.34倍の株価は、一見やや高いように思えるが同業他社と比較すると市場平均の水準。

昨年末まではボラが比較的小さかったですが、ここ最近は少し値動きが激しくなっています。

配当金・株主優待

配当は1株16円で利回りは1.13%
前回より2円増配。

株主優待は100株保有でクオ・カード500円分がもらえる。
配当と合わせたトータル利回りは1.48%

業績

今期は減益だった前期から一転、黒字転換となる見込み。
また2月8日に通期業績予想の上方修正が行われています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
B(7)

枚数は少なく流動性も文句なしですので、需給面に不安はありません。
ここ数ヶ月で株価が急騰していますが、まだそこまで割高感を感じない価格であることもプラス要素となります。

賃借銘柄で既に売られており、空売りが順調に入れば当日の買戻しによる株価上昇が期待できます。
需給面良好の賃借分売ということで、安定した利益が狙えそう。

配分期待がかなり薄いことがネックですが、株価さえ上がりすぎなければ参加する予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
B(7)

本日こそ値を上げましたが、割引率は3%で決まり、発表日から10%安く買えることは評価できます。

流動性も高いままで、今回の枚数であれば難なく吸収できるでしょう。
今年の賃借銘柄における分売結果は7戦負けなし。

値動きはやや大きいですが、来月の優待・配当権利も近いので下値は限定的だと思われます。

上限1枚で配分される確率はかなり低いですが、ネットで申し込めるところから全力参加するつもりです。

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