一部昇格を目指した分売!グリムス(3150)の立会外分売予想

2018年9月10日(月)~2018年9月14日(金)に立会外分売実施が予定されている、グリムス(3150)の分売詳細情報です。

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グリムスの立会外分売詳細

銘柄名グリムス(3150)【ジャスダック】
発表日2018年8月24日(金)
分売予定日2018年9月10日(月)~2018年9月14日(金)
分売実施日2018年9月10日(月)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数2,456枚(245,600株)
発行株式数比率約2.1%
分売総額4.40億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,746円
割引率3.05%
分売目的一部昇格における形式要件の充足

グリムスの株式データと推移

発表日終値1,790円
発表日出来高272枚
分売前日終値1,801円
分売前日出来高478枚
予想PER26.99倍
実績PBR6.33倍
株主優待なし
予想配当利回り0.63%

グリムスの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)11,5128,9807,109
営業利益(百万円)

1,273

1,018752
当期利益(百万円)850703505
ROA(%)12.119.90
ROE(%)22.0118.79
自己資本比率(%)55.654.4

グリムスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

今年5月31日以来の立会外分売実施。
前回の結果(分売枚数:1,100枚、割引率:3.03%)は、始値+0.1%・終値+11.3%となっています。

分売目的

適正開示に記載されている通り、東証一部市場変更を目指した分売です。
しかし時価総額が要件に達しておりませんので、一部昇格はまだ厳しそう。

流動性

現在の板は200枚、発表後の出来高平均は400枚程度と流動性はまずまずある。

株価・ボラティリティ

株価は一年前の水準から2倍以上となっており、現在まで上昇トレンドが続いています。
7月25日には「再生エネルギー関連株」が注目されたこともあって、上場来高値(2,298円)を記録しています。

PER26.99倍・PBR16.33倍の株価は、同業他社と比較して割高水準です

新興銘柄だけあって値動きは大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株12.5円で利回りは0.63%。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+28.2%・利益+25.0%と、前期に続いて二桁増収増益予想。
上期計画(4-9月)の利益進捗率はすでに60.3%と、5年平均(37.8%)を大幅に上回っています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

前回は直前に上昇したこともあって寄り付近は厳しい展開となりましたが、地合い回復もあって後場は急速に買われる結果になりました。
今回は前回より枚数が多く、分売規模も大きくなっています。

現在一部昇格狙を目指した分売が買いを呼び、発表以降2,000円台を付けるなど上昇基調になっています。
現在の価格水準のまま実施を迎えると、売りが出やすくリスクの高い案件となりそう。

板も厚くないので値動きが激しく、売却タイミングに注意しないといけません。
現状では見送りスタンスですが、前日に決まる分売価格と割引率&流動性を確認して、最終的な判断をしたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

前日比で3%程度下落しましたが、前回同様3%の割引率があることはプラス要素です。
ただ発表後上昇したこともあり、分売価格に値ごろ感はありません。

流動性は発表前と変わらず板が物足りないので、明日朝の板気配を確認する必要があるでしょう。
また日米・日中貿易摩擦懸念円高天災の影響もあって、地合いが不安定になる可能性があります。

新興市場も低迷していてリスクの高い案件になりそう。
当日の地合い次第で上下に大きく動きそうなので、ここは無理せず見送る予定でいます。

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