一部昇格狙いの成長株!グリムス(3150)の立会外分売予想

2018年5月31日(木)~2018年6月6日(水)に立会外分売実施が予定されている、グリムス(3150)の分売詳細情報です。

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グリムスの立会外分売詳細

銘柄名グリムス(3150)【ジャスダック】
発表日2018年5月24日(木)
分売予定日2018年5月31日(木)~2018年6月6日(水)
分売実施日2018年5月31日(木)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,100枚(110,000株)
発行株式数比率約1.9%
分売総額3.29億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,948円
割引率3.03%
分売目的市場変更における形式基準の充足

グリムスの株式データと推移

発表日終値2,987円
発表日出来高101枚
分売前日終値3,040円
分売前日出来高846枚
予想PER19.70倍
実績PBR4.82倍
株主優待なし
予想配当利回り0.87%

グリムスの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)11,5128,9807,109
営業利益(百万円)

1,273

1,018752
当期利益(百万円)850703505
ROA(%)12.119.90
ROE(%)22.0118.79
自己資本比率(%)55.654.4

グリムスの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2013年7月以来の分売実施。
前回(分売枚数:520枚、割引率:2.99%)の結果は、始値+1.3%・終値+1.2%となっています。

分売目的

東証一部昇格を目指した分売ですが、今回の実施でも要件的に未達であるため、再度売出施策が行われるものと思います。

流動性

現在の板は100枚以上、発表前の出来高平均は350枚程度と流動性はまずまず

株価・ボラティリティ

ここ数ヶ月の株価は、通期業績予想の修正や増配などで3月初めには2,900円台まで上昇。
その後は上値が重い展開となりましたが、5月に発表された本決算(18年3月期)が好調だったことに加え、今期業績も大幅な増益予想であることから急騰。一時3,400円を付けています。

PER19.70倍・PBR4.82倍の株価は、同業他社と比較して割安感なし

ここ最近は200円以上動く日もあり、値動きが激しくなっています。

配当金・株主優待

配当は1株25円で利回りは0.87%。

株主優待はなし。

業績

今期業績は売上+28.2%・利益+25.0%と、引き続き増収増益で成長性が高い。
これで13期連続増収&4期連続で過去最高益を更新することになります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

板は薄いですが出来高はまずまずあるので、なんとか捌けそうな水準かと思います。

ボラの大きい値嵩株なので、移動平均線付近まで調整がすすめばある程度の利益が期待できそう。
ただ現在の株価水準で決まった場合は、ややリスクのある案件と言えます。

枚数は多くないですが板が薄いので、当日までにもう少しだけ流動性が高くなってほしいところです。
今のところ参加は消極的ですが、値ごろ感ある価格帯で決まれば参加の検討をします。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日子会社がバーチャルパワープラント事業に採択されたことを受けて上昇。
3%の割引率分をかき消す、4%強の上昇となりました。

割高で値ごろ感は全くなく、現在の相場状況を考慮するとリスクが高い案件と言えそう。
値動きの激しい値嵩株で、下落したときのダメージが大きい。

流動性が高くなっていることや枚数が多くないことは参加要因になりますが、本日のようにリスク回避の動きが続けば分売価格を下回る展開となりそうです。
当日の地合いによっては、先日の「ダブルスタンダード」のような結果になる可能性がある。

相場が不安定なときにリスクのある値嵩株に突撃するのは怖いので、ここはおとなしく見送ります。

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