2018年3月5日(月)~3月8日 (木)に立会外分売実施が予定されている、フルテックの分売詳細情報です。
フルテックの立会外分売詳細
銘柄名 | フルテック(6546)【東証二部】 |
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発表日 | 2018年2月16日(金) |
分売予定日 | 2018年3月5日(月)~3月8日 (木) |
分売実施日 | 2018年3月5日(月) |
売買単位 | 100株 |
申込上限 | 1,000株 |
信用区分 | 貸借 |
分売枚数 | 2,000枚(200,000株) |
発行株式数比率 | 約3.7% |
分売総額 | 3.18億円(分売発表日終値ベース) |
分売価格 | 1,441円 |
割引率 | 1.97% |
分売目的 | 流動性向上、分布状況の改善 |
フルテックの株式データと推移
発表日終値 | 1,589円 |
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発表日出来高 | 279枚 |
分売前日終値 | 1,470円 |
分売前日出来高 | 678枚 |
予想PER | 18.31倍 |
実績PBR | 1.40倍 |
株主優待 | なし |
予想配当利回り | 1.70% |
フルテックの業績データ
2018年3月(予想) | 2017年3月 | 2016年3月 | |
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売上高(百万円) | 10,750 | 10,420 | 10,446 |
営業利益(百万円) | 600 | 587 | 806 |
当期利益(百万円) | 431 | 334 | 424 |
ROA(%) | – | 3.75 | 5.05 |
ROE(%) | – | 6.80 | 9.79 |
自己資本比率(%) | – | 57.2 | 53.1 |
フルテックの立会外分売評価と予想
上場日・分売実績など
昨年3月22日に東証二部新規上場。
今回が初めての分売実施となります。
分売目的
適正開示に書かれているとおり、一部昇格を目指してすでに申請を行ってる状況です。
要件的には満たしている水準だと思いますので、今回は上場来高値圏での売却案件と推測されます。
流動性
現在の板は150枚以上、発表後の出来高平均は350枚程度と流動性はまずまず。
株価・ボラリティ
株価はずっと1,000円付近でしたが、年末から年始にかけて見直し買いと一部昇格期待の買いが入り、1,600円台後半まで上昇しています。
PER19.42倍・PBR1.49倍の株価は、同業他社と比較してやや割安感を感じる。
分売発表前は値動きが荒かったのですが、発表後は徐々にですが安定してきています。
配当金・株主優待
配当は1株25円で利回りは1.60%。
株主優待は3月末に100株保有でクオ・カード1,000円分がもらえます。
現在のトータル利回りは2.24%。
業績
今期は売上3.2%・利益2.2%と、前期から一転して増収増益見込み。
通期経常利益における進ちょく率は87.6%と順調。
総合評価(立会外分売発表時点)
評価 | |
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C(6) | |
賃借銘柄であり枚数も多くないので、順調に空売りが入れば当日の買戻しによる上昇が期待できます。 3月の優待・配当権利&一部昇格狙いの買いも見込めるので、底値も堅いと思われます。 ただ現在それほど空売りが入っていませんので、実施日に向けて株価調整されることに期待。 |
総合評価(立会外分売前日時点)
評価 | |
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C(6) | |
割引率は渋い設定となりましたが、前日に大きく値を下げて値ごろ感のある価格になっことは評価できます。 ただ貿易戦争の懸念から地合いが怪しくなっており、リスク回避の動きが強くなると分売価格を下回る可能性があります。 分売としての評価はまずまずですが、相場不安があることから当日朝の板気配を見てからの参加が安心でしょう。 私は全力ではいかず、当日の板気配を確認してから参加できる証券会社のみ申し込むつもりでいます。 |