業績好調!イー・ギャランティ(8771)の立会外分売予想

2018年3月26日(月)~3月27日(火)に立会外分売実施が予定されている、イー・ギャランティの分売詳細情報です。

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イー・ギャランティの立会外分売詳細

銘柄名イー・ギャランティ(8771)【東証一部】
発表日2018年3月16日(金)
分売予定日2018年3月26日(月)~3月27日(火)
分売実施日2018年3月26日(月)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数1,000枚(100,000株)
発行株式数比率約0.5%
分売総額2.06億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,862円
割引率2.00%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

イー・ギャランティの株式データと推移

発表日終値2,063円
発表日出来高1,406枚
分売前日終値1,900円
分売前日出来高1,507枚
予想PER27.77倍
実績PBR5.16倍
株主優待3月末
100株以上…クオ・カード1,500円分
予想配当利回り1.18%

イー・ギャランティの業績データ

2018年3月(予想)2017年3月2016年3月
売上高(百万円)5,2004,5774,422
営業利益(百万円)2,2702,1191,829
当期利益(百万円)1,4501,3351,111
ROA(%)11.9310.97
ROE(%)20.3419.85
自己資本比率(%)60.556.7

イー・ギャランティの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年3月24日以来の立会外分売実施となります。
前回(分売枚数:832枚、割引率:1.99%)は、始値+1.3%・終値+1.7%という結果になっています。

分売目的

特に分売を行う目的はなく、上位株主による上場来高値圏での売却案件と言えそう。

流動性

現在の板は300枚以上、発表前の出来高平均は800枚程度と流動性は高い

株価・ボラティリティ

1,900円付近だった株価は、1月末の決算発表と増配により2,000円台にまで上昇。
その後地合い悪化で1,700円まで売られましたが、1:2の株式分割発表が好感されて2,300円まで高騰しています。

PER27.77倍・PBR5.16倍の株価は、同業他社と比較してかなり割高。

一日に100円程度動くときが多く、一部銘柄としてはボラティリティが高い。

配当金・株主優待

配当は1株22.5円で利回りは1.18%
前期より2.5円増配。

株主優待は3月末にクオ・カード1,500円分がもらえる。
配当を合わせたトータル利回りは1.96%

業績

今期業績は売上+13.6%・利益+7.1%で増益増益となる見込み。
これで上場後10期連続の増収増益であり、過去最高益も更新となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

分売枚数は発行株式数から見て非常に少なく、流動性も十分あるので需給面での問題はないでしょう。

3月優待取りの買いも見込めるので買い需要は高くなりそう。
ただ株価が割高で売られやすいことと、ボラが大きい点は注意が必要です。

HYPER空売りの在庫があるので、直近安値の1,700円まで調整すればまずまずの利益が出そう。

前回よりも流動性が高くなっていますので、株価が上がりすぎなければ前回同様のリターンは狙えそうかと思います。
当日までの株価推移地合い次第で最終的な参加スタンスを決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

地合い悪化により株価が大きく値を下げたため、割引率は渋い条件となっています。
それでも発表日から10%安の分売価格となっており、多少の値ごろ感があります。

出来高も約2倍に増加しており、今回の枚数であれば余裕で吸収できる規模となります。

しかし貿易戦争懸念による地合い悪化やそれに伴う円高進行も続いており、警戒感から買い控えが起こる可能性があります。
その場合は分売価格を割って大きく下回ることもありえるでしょう。

そして金曜のNYダウも大幅に下落したことから、何も進展がなければやや厳しい展開となりそう。
分売自体の評価はまずまずですが、相場の雲息が怪しいことから参加は慎重に決めた方が良いかもしれません。

私も当日朝の板気配を確認してから参加の検討をします。
ただその場合でも参加は少量にとどめると思います。

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