貸借&小型!アジア航測(9233)の立会外分売予想

2020年3月16日(月)~2020年3月19日(木)に立会外分売実施が予定されている、
アジア航測
(9233)の分売詳細情報です。

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アジア航測の立会外分売詳細

銘柄名 アジア航測(9233)【東証二部】
業種空運業
企業詳細航空測量3位。受注残は豊富。社会インフラは国土強靭化で道路のレーザー計測が着実、上下水道の行政支援関連も堅調。
発表日2020年3月9日(月)
分売予定日2020年3月16日(月)~2020年3月19日(木)
分売実施日2020年3月16日(月)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分貸借
分売枚数2,130枚(213,000株)
発行株式数比率約1.1%
分売総額1.44億円(分売発表日終値ベース)
分売価格534円
割引率3.09%
分売目的流動性向上

アジア航測の株式データと推移

発表日終値666円
発表日出来高694枚
分売前日終値551円
分売前日出来高1,171枚
予想PER10.70倍
実績PBR0.88倍
株主優待なし
予想配当利回り2.06%

アジア航測の業績データ

2020年9月(予想)2019年9月2018年9月
売上高(百万円)30,00028,48024,593
営業利益(百万円)1,5001,346947
当期利益(百万円)1,1401,080657
ROA(%)4.552.95
ROE(%)8.385.70
自己資本比率(%)56.252.3

アジア航測の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年間における分売実績はなし。

分売目的

流動性向上目的とありますが特に行う理由がないため、単に株主による売却案件だと推測されます。

流動性

現在の板は200枚程度、発表後の出来高平均は700枚程度と流動性は高め

株価・ボラティリティ

株価は1月に建設セクターが注目されたことで買いが入り、年初来高値(1,198円)を記録。
その後は地合い悪化により、昨年10月の株価水準まで売られています。

PER10.70倍・PBR0.88倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

相場急変の影響で、直近のボラはやや高くなっています。

配当金・株主優待

年間配当は1株14円で利回りは2.06%
前期から2円増配。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上+5.3%・利益+11.4%と、2期連続の増収増益となる見込み。
ただ1Q決算は赤字拡大で着地。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

分売枚数はそれなり、規模は小型寄りの案件となります。
流動性はまずまずとあって貸借銘柄でもあるため、需給面は問題なさそう。

直近の全面安の影響で、株価は26週線を大きく下回る位置。
上昇基調前の水準である、600円付近が下値として意識されそうでしょうか。

通常であれば安定した利益が期待できる分売なのですが、現在の不安定な市況では買いが入らない可能性があります。
当日の地合いと条件次第で参加を決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

さらなる地合い悪化の影響で投げ売り状態となり、節目の600円もあっさり割れて取引を終えています。
にもかかわらず、3%ディスカウントで実施を決定したことは評価できます。

株価水準的にかなり値ごろ感があり、市場が落ち着けば反発が期待できそう。
NYダウも過去最大の上げ幅を記録したことから、寄りであれば割れる可能性は低いとみています。

ただ空売りがあまり入っていないことや、昨今の不安定な市況もあり、一応朝の気配を見て判断した方が良いでしょう。
明日の板気配で十分な買いがあるようでしたら参加します。

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