SPDR S&P500 ETFは、「S&P 500 指数」に連動した動きを目指すETFになります。
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・トラスト・カンパニーによって1993年1月に設定され、日本では2011年3月24日より東京証券取引所に上場しています。
SPDR S&P500 ETFの詳細
上場市場 | 東京証券取引所、ニューヨーク証券取引所(NYSE)アーカ市場など |
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コード | 1557【最新の株価】 SPY |
ベンチマーク | S&P 500 指数 |
設定日 | 1993年1月22日 (国内上場日は2011年3月24日) |
信託報酬 | 年0.0945%(税別) |
純資産総額 | 26.7兆円 |
決算日 | 年4回(3、6、9、12月) |
売買単位 | 1口 |
最低購入単価 | 35,900円(東京証券取引所) 326.65米ドル(NYSE) |
管理会社 | ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・トラスト・カンパニー |
SPDR S&P500 ETFは、これ一つで米国の大型株に幅広く投資できることが特徴です。
有名なNYダウと比較して構成銘柄が多く、分散性に優れた米国株式ETFとなっています。
信託報酬は年0.0945%と、0.1%を切るコストで投資できることも魅力です。
競合である国内ETFiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)(年0.15%)よりも、低い信託報酬となっています。
さらに本ETFはカブドットコム証券のフリーETF対象ですので、取引手数料無料で売買可能です。
手数料を気にせず取引できるので、分配金の再投資も行いやすいメリットがあります。
またカブドットコム証券以外で買い付けると、分配金は特定口座で受け取れないので、確定申告が面倒な方はカブドットコム証券で売買するようにしましょう。
1557は為替リスクがある
本ETFに限らず海外の指数に投資を行っている国内ETFは、為替変動による外貨建てパフォーマンスの下落リスクがあります。
投資時よりも円安に動けばリターンが大きくなるのですが、逆に円高になってしまうと損失を招く可能性があります。
為替リスクを受けたくない方は「為替ヘッジあり」の商品を選ぶ必要があります。
国内のETFでは、上場インデックスファンド米国株式(S&P500)(2521)が唯一の為替ヘッジ付きS&P500ETFとなっています。
業種別構成比率
業種 | 比率 |
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情報技術 | 21.04% |
ヘルスケア | 14.74% |
金融 | 13.18% |
コミュニケーション・サービス | 10.08% |
一般消費財・サービス | 10.01% |
資本財・サービス | 9.40% |
生活必需品 | 7.17% |
エネルギー | 5.44% |
公益事業 | 3.28% |
不動産 | 3.01% |
素材 | 2.64% |
組入銘柄
銘柄 | 比率 |
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アップル | 4.77% |
マイクロソフト | 4.56% |
アマゾン | 2.92% |
フェイスブック | 1.94% |
バークシャー・ハサウェイ | 1.65% |
JPモルガン・チェース | 1.59% |
アルファベット クラスA | 1.57% |
アルファベット クラスC | 1.56% |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | 1.41% |
Visa | 1.22% |
以前と比較してアップルの比率がかなり高くなっています。
利回り・パフォーマンスは?
年間 | ファンド | ベンチマーク |
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1か月 | +3.00% | +3.02% |
3か月 | +9.03% | +9.07% |
1年 | +31.25% | +31.49% |
3年(年率) | +15.11% | +15.27% |
5年(年率) | +11.55% | +11.70% |
10年(年率) | +13.40% | +13.56% |
設定来 | +9.74% | +9.88% |
※2019年12月31日時点
ドル建てのパフォーマンスとなります。
米国市場の好調により、S&P 500も大きく上昇しています。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金(1口当たり) |
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2019/12/20 | 1.569992米ドル |
2019/9/20 | 1.383619米ドル |
2019/6/21 | 1.43164米ドル |
2019/3/15 | 1.233119米ドル |
2018/12/21 | 1.435429米ドル |
2018/9/21 | 1.322611米ドル |
2018/6/15 | 1.245568米ドル |
2018/3/17 | 1.096775米ドル |
2017/12/15 | 1.351333米ドル |
四半期ごとの決算となります。
現在(2020年1月13日)の利回りは年1.72%となっています。
12月決算の分配額がやや大きいです。
価格上昇により、以前と比較して利回り水準が落ちています。
投資家からの評判は?
SPDR S&P500 ETF(1557)から分配金入ってました。税引き後3,210円!飲み会一回分!
すぐにiFree S&P500インデックスを買い付けました。
1557は三年前からカブドットコム証券の特定口座で運用中#auカブドットコム証券 #分配金— カイト@サラリーマン投資家 (@10kaito13) 2019年12月5日
(続き)非常に説得力のある内容なのだが、解決策がSPDR S&P500 ETF一択なのは気になった。
同じくS&P500に連動し管理が手軽な投資信託。あるいは、米国の主要30銘柄で構成されるNYダウインデックス連動は選択肢とならないのだろうか?(そんなことを考える奴は自分で調べろということか。。。)— 雷鳴ペンギン (@raimei_penguin) 2019年2月6日
米国株に興味あるけど、あと一歩進めない人に、1557 SPDR S&P500 ETFを紹介すると、壁を乗り越えるのが比較的楽のようですね。流動性もありますし。ただ今後の米国株の行方は分かりません。
— ほくとすすむ (@SusumuHokuto) 2019年1月15日
ゆうちょ銀行から見慣れない証書が届いたと思ったらSPDR S&P500 ETF(1557)の振替払出証書だそうで。そういえば試しに1口買ってみたのでした。注目の払出金額は、100円!1口なので…。100円もらいに郵便局に行くの恥ずかしいなぁ。
それよりこの1口を今売ると4500円の利益になることの方がすごい。— アル (@_swordmoney_) 2018年8月31日
SPDR S&P500 ETFの評価
SPDR S&P500 ETFですが、アメリカ株式に低コストで幅広く分散投資が行えることが評価できます。
カブドットコム証券なら手数料無料で取引できることも魅力の一つとなります。
ニューヨーク証券取引所にも上場していますが、ドル建て資産で保有したい方以外は、国内ETF(1557)の方で取引することをおすすめします。
海外ETFを購入する場合、取引コストが割高になることや配当金が二重課税になるなど、デメリットの点が多いです。
これから米国株に投資を考えてる方は投資信託でも良いと思いますが、取引の融通が効く1557ETFも検討すると良いでしょう。
おすすめな証券会社は?
東証上場のETFですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能です。
ただ前述したとおり、売買手数料無料となるカブドットコム証券での取引がおすすめです。
取引額が10万円以下の場合は、岡三オンライン証券、松井証券、SBI証券、楽天証券でも手数料無料となります。