利回りトップの国内リートETF!MAXIS高利回りJリート上場投信(1660)の評価と配当・利回りなど解説

1660

MAXIS高利回りJリート上場投信は、野村高利回りJリート指数に連動した動きを目指すETFになります。
MAXIS(マクシス)シリーズETFとして、2017年10月11日に上場しています。

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MAXIS高利回りJリート上場投信の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1660
ベンチマーク 野村高利回りJリート指数
設定日 2017年10月10日
(2017年10月11日)
信託報酬 年0.25%(税別)
純資産総額 116.06億円
売買単位 1口
最低購入単価 11,300円
決算日 年4回(1/10、4/10、7/10、10/10)
信託財産留保額 無料
資産構成 実質国内REIT組入比率
うち現物:97.9%
うち先物: 2.0%
マーケットメイク 〇:対象
管理会社 三菱UFJ国際投信

MAXIS高利回りJリート上場投信は、予想分配金利回りの高い不動産投資信託に分散投資できることが特徴です。
2017年9月4日に公表された「野村高利回りJリート指数」をベンチマークとする初のETFになります。

野村高利回りJリート指数とは、国内に上場するREITから予想分配金利回りが相対的に高い30~40銘柄を選定して構成されています。
また利回りだけでなく、時価総額と流動性も考慮して決定されます。

1銘柄につき最大5%のウエイト上限を設けているので、一つの銘柄に集中して投資することを防いでいます。
年1回構成銘柄のリバランス(見直し)が予定されており、選定基準を基に銘柄の入れ替えを行います。

分配金利回りの高い銘柄で構成されていることから、現在国内リートETFの中でトップの利回りを誇ります。
また分配月は1・4・7・10月と珍しい決算月となっているため、他のファンドと組み合わせると毎月分配をもらうことも可能です。

流動性は低い銘柄ですがマーケットメイク(注文約定保証)対象ファンドですので、買いたい価格で買えないということはありません。
信託報酬は年0.25%と他のリートETFよりやや高めとなります。

上位組入銘柄

銘柄名 比率
ユナイテッド・アーバン投資法人 5.2%
GLP投資法人 5.1%
野村不動産マスターファンド 5.1%
大和ハウスリート投資法人 5.0%
インヴィンシブル投資法人 4.8%
日本リテールファンド投資法人 4.6%
日本プロロジスリート投資法人 4.4%
アクティビア・プロパティーズ投資法人 4.0%
ジャパン・ホテル・リート投資法人 3.9%
産業ファンド投資法人 3.4%

構成銘柄は全部で40銘柄ですので、東証REIT指数よりかは分散性で劣ります。
インヴィンシブル投資法人(年5.20%)、ジャパン・ホテル・リート投資法人(年4.50%)といった高利回りのJリートが上位となっています。

パフォーマンス・利回りは?

期間 ファンド MAXIS Jリート
上場投信
MAXIS Jリート・
コア上場投信
1カ月 +3.0% +3.7% +3.3%
3カ月 +9.0% +9.9% +9.6%
6カ月 +14.6% +14.5% +14.1%
1年 +23.4% +23.3% +23.0%
設定来 +36.7%

※2019年8月30日時点

同じMAXIS運営のリートファンドMAXIS Jリート上場投信(1597)MAXIS Jリート・コア上場投信(2517)とのパフォーマンス比較を行ってみました。
直近では本ファンドが劣っているものの、1年ベースでは二つのETFをやや上回る成績を残せています。

配当金・分配金は?

決算日 分配金(1口当たり)
2019/7 91円
2019/4 103円
2019/1 118円
2018/10 70円
2018/7 80円
2018/4 71円

年4回分配金が出されており、2019年9月7日時点での利回りは3.38%となっています。
MAXIS Jリート上場投信(1597)(3.00%程度)、MAXIS Jリート・コア上場投信(2517)(2.78%程度)より好利回りを得られることが魅力です。

投資家の評判は?

MAXIS高利回りJリート上場投信の評価

MAXIS高利回りJリート上場投信ですが、国内リートETFの中で一番高い分配金利回りであることが評価されています。
ファンドの運用成績も安定していることから、国内REITでインカムゲインを得たい場合に有力のファンドと言えるでしょう。

また3つのMAXISファンドを組み合わせると、毎月分配ポートフォリオが構築できることも魅力です。
国内リートが高値圏であるため今後の見通しには注意が必要ですが、分配金狙いの長期投資には活用したいETFとなるでしょう。

おすすめ証券会社は?

東京証券取引所に上場予定ですので、国内ほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。。

MAXISシリーズが手数料0円で取引できる楽天証券、ゼロリートETFプログラムで取引手数料実質無料となるマネックス証券がおすすめです。

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