【次のメダルホルダーは誰だ!GRANDE5スペシャル】ピックアップレーサー「4238 毒島誠編」更新!

ボートレースアナウンサー:荻野滋夫

勝負師と勇者の条件を兼ね備えた爽快な男

勝負師の条件のひとつに『記憶力』がある。 一流のキャッチャーはゲーム後、スコアブックな

しに配球を完全に振り返ることができる。 将棋界における棋譜の記憶も同様だ。 ボートレー

ス界では毒島誠選手がその体現者。 デビュー当時から、一戦毎に調整やレース内容をメモし続

けた。 いちいちすべてを見直しているわけではないんです。書くことで頭に残るんで…」と謙

遜するが、記録の中には『振り返りたくないこと』も含まれる。 失敗の記憶を含めた戦歴はこ

うして心に刻まれ、反骨精神や探求心が培われたのではないだろうか。妥協すれば成長はとま

る。 スイスイ流れる者に努力とか根性は無縁。嫌なことに向き合い、苦しむことを受け入れる

のが『勇者の条件』。 だからこそ、『爽快さ』を失わない毒島選手の存在は大きい。

スポーツ報知若松担当:井上誠之

2014年からSGフル参戦中のSGの顔役

キャリア14年で全国24場制覇へ残すは江戸川だけ。2016年の徳山周年では大外からの優勝も

ある。 いつでもどこでも強い。弱点のなさが毒島の強さの秘密。 今やSGでも顔役。SG初出場

は2010年のオールスターだが、2012年までの3年間でSG出場は7回だけ。 2013年はグラチャ

ン以外のSGに全て出場し、2014年以降は1回も休むことなく年間8回のSGにフル出場。 グラ

ンプリ出場を逃したのも2016年だけだ。 昨年は下関チャレンジカップで予選トップからの王

道優勝を果たしSG2勝目。 グランプリも1stステージからの出場ながらファイナルまで進出し

た。 クラシックの舞台、浜名湖は2010年の新鋭王座でG1初優勝した思い出の水面。 今回も

文句なしにV候補に名前が挙がる。

ファイティングボートガイド戸田担当:野添弘行

負けられぬ…関東新二枚看板・毒島誠

若手記念ランナーで最も復調して欲しい選手に力が戻ってきた…毒島誠。 一昨年の後半から一

時期は記念域での機力出し負けが顕著で、自慢のスピードターンも旋回負荷に脚力が耐え切れ

ず艇が暴れるシーンが多かった。 そんな状況で迎えた昨年9月多摩川周年ではモータースペッ

ク以上の脚力に仕上げて「今後につながるいい調整ができた」と笑顔も見せてのファイナル入

り。 そして11月下関チャレンジカップではパワー機の力を確実に引き出して、うれしい自身2

度目のSG優勝を飾った。 ただ新関東二枚看板のもう一方、桐生順平はひと足先に昨年、グラ

ンプリ覇者に輝いた。 生来の負けず嫌い、今年は目前のSG…その先も見据えて気合を再注入

してくるはずだ。

スポーツ報知蒲郡担当:太田和良

旺盛なチャレンジ精神で多彩な芸を発揮!

アグレッシブさでは群を抜く毒島誠は、公私ともキラッキラに光っている。 約1600人のボー

トレーサーで“リア充選手権”を開催したのなら、間違いなくドリーム戦に選ばれるだろう。そ

して優勝も。 2017年を振り返ってみると“公”では4年3カ月ぶりにSGを優勝。2個目のビッグ

タイトルを手にした。 “私”では、念願のキハダマグロを釣り上げ、トライアスロンにも挑戦。

好タイムで完走した。 まさに静と動、対極なことを笑顔で難なく成し遂げる。 多彩な一面は

本業であるボートレースでも存分に発揮。代名詞の超速ターンに加えて、スーパーピット離れ

で揺さぶりをかける。 ありのままの姿が個性となって輝いている。

サンケイスポーツ住之江担当:丹羽一成

SGV3へ真っ向勝負 好相性の浜名湖で毒島が燃える

昨年の下関チャレンジカップを〝王道〟で優勝。 2013年のメモリアル以来、2つめのSGタイ

トルを手にした毒島はその勢いでグランプリも優勝戦(5着)まで駒を進めた。 シード組が操る

オレンジモーターに対し、決して素性がいいとは言えない64号機。 トライアル1stからのファ

イナル進出は〝隠れエース〟39号機とコンビを組む菊地孝平(4着)と2人だけだったから評価に

値する。 そんな経験を〝宝〟のひとつとして胸に刻み、新しい2018年はさらなる進化を遂げ

てもらいたい。 浜名湖は新鋭王座決定戦を制し、SG初出場(オールスター)も果たした思い出

のいっぱい詰まったレース場だ。一発目から勝負をかけていく。

GRANDE5とは?

グランデファイブとは5SG競争を制したグランドスラマーに対して授与する称号です。また、

初めてGRANDE5を達成したボートレーサーに3億円相当のインゴットを贈呈いたします。

※グランデ…ラテン語で偉大なを意味します

メダルを授与される5SG競争とは?

ボートレースクラシック

1年のSGシリーズの開幕を飾るSG競走です。

前年度当該競走の優勝者。(※優先出場者)

前年のSGグランプリ優勝戦出場者。(※優先出場者)

前年1月~12月のSG・プレミアムGI・GI・GII競走の優勝者。

※レディースチャレンジカップ及びレディースオールスターを除く

当年の各地区選手権優勝者6名。

前年1月~12月のSG・プレミアムGI・GI・GII競走を除いた優勝回数上位者。

※レディースチャレンジカップは「GIII・一般」として選出基準に反映

優勝回数が同一の者が2名以上の場合には、勝率が上位の者から選出する。

勝率が同率の場合は、着順点合計が上位の者から選出する。

級別、出走回数、事故率は問わない。

ボートレースオールスター

ファン投票によって出場選手を決定することから、「ファンが作ったファンの為のSG競走」と

も称されます。

前年度当該競走の優勝者。(※優先出場者)

前年のSGグランプリ優勝戦出場者。(※優先出場者)

直前のSG競走である同年のSGボートレースクラシック優勝者。

前年1月~12月までの競走において、出場回数が160回以上のファン投票上位者。

当年前期A1級選手を対象にしたファン投票を行い、その獲得票数順に選出。

出場選手選考委員会による推薦者。

ボートレースメモリアル

開催場を含め全国の各ボートレース場から推薦で選手が選ばれることから、「ボートレース甲

子園」とも呼ばれます。

前年度当該競走の優勝者。(※優先出場者)

前年のSGグランプリ優勝戦出場者。(※優先出場者)

直前のSG競走である当年のSGオーシャンカップ優勝者。

前年6月1日~当年5月31日までの競走において、出場回数が160回以上。

開催場を除くボートレース23場の推薦出場者。原則として各場からの推薦選手は2名とする。

なお、優先出場者と推薦出場者が重複した場合は、各場の推薦選手とする。

※SGグランプリ優勝戦出場者は推薦出場者となります。

開催施行者希望出場者。

ボートレースダービー

SGシリーズの中で最も長い歴史と伝統を誇るSG競走です。

前年度当該競走の優勝者。(※優先出場者)

前年のSGグランプリ優勝戦出場者。(※優先出場者)

直前のSG競走である当年のSGボートレースメモリアル優勝者。

前年8月1日~当年7月31日までの競走において、出場回数が160回以上の勝率上位者。

グランプリ

その年に活躍したボートレーサーが賞金1億円をかけた最高峰のSG競走です。

当年1月1日~SGチャレンジカップ終了日までの獲得賞金上位者18名。

勝ち上がり方式

第1ステージでは獲得賞金額上位7位から18位までの12名により競い、 そこで勝ち上がった6

名は第2ステージへ進出し、他の6名はグランプリシリーズ戦へ移ります。

第2ステージでは3日目から出場する獲得賞金額上位1位から6位までの6名と第1ステージから

勝ち上がった 6名の計12名により賞金1億円をかけて競います。