マスターズチャンピオン2019【宮島競艇場】

マスターズチャンピオン

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これが、熟練の闘いか。

濱野谷ら初出場組の初陣初Vも十分

PGIマスターズチャンピオンは、昨年から対象最低年齢が満45歳に引き下げられた。これに伴い選考勝率のボーダーが一気に上がり、A2級やB級でも数多く出られるようなステージではなくなった。その昨年はマスターズ初出場が29人と過半数に達し、優勝もその中の1人である渡邉英児(静岡)。一方で優勝戦1号艇に座ったのは、マスターズV3の今村豊(山口)だった。

今年は濱野谷憲吾(東京)を筆頭に7人がマスターズ初出場。もちろん、その濱野谷はV有力候補に名を連ねる。昨年はGI優勝2回で、2010年以来のグランプリ進出。“東都のエース”復活を印象づけた。宮島との相性は決して良いとは言えないが、実力通りに走れば初陣初Vの可能性は大いにある。

機力の心配なし!地元エース・前本

地元の広島支部からは6人が出場。近年の記念戦線での活躍を考えれば、エースは前本泰和(広島)となろう。特に地元戦での調整力は卓越しており、優良機なら節イチは当然。低調機でも優勝戦で勝負になるレベルまでには仕上げてくる。SG実績で前本を上回る西島義則(広島)や市川哲也(広島)ももちろん争覇圏。

海野ゆかり(広島)はマスターズ初参戦。地元戦への自信を失いかけているのは気掛かりだが、今回は女子戦と違い、地元第一人者の重責は背負わない。のびのびと走って先輩撃破のシーンは考えられる。

今垣、松井ら宮島巧者もV有力候補

舞台が得手不得手のハッキリ出る宮島だけに、当地巧者には目配りがいる。筆頭は今垣光太郎(福井)。02年グラチャンV、GIも57周年と56周年と制している。吉川元浩(兵庫)も55周年、60周年と連覇。松井繁(大阪)も当地GI優勝2回で水面実績に不安なし。登番では一番下になる佐々木康幸(静岡)も、07年の53周年を制した。

コース取りの駆け引きも見モノ

年齢層が下がっても、ベテランの戦いらしく進入争いの激しさは変わらない。今回も西島のほかに江口晃生(群馬)や今村暢孝(福岡)、石川真二(福岡)、吉川昭男(滋賀)らが貪欲に内寄りを狙う。低年齢化によって増したスピード戦と、古き良き時代の名残を残すコース争い。両方が混ざり合い、進化を遂げたマスターズチャンピオンは今年も激戦必至だ。

イベントファンサービス

【4月16日】
・麻倉未稀歌謡ショー
・永島知洋のPGIマイスター予想

【4月20日】
・Mr.シャチホコお笑いライブ
・羽佐竹神楽団

【4月21日】
・うしろシティお笑いライブ
・田中圭トークショー
・騎士竜戦隊リュウソウジャーショー
・オリジナルマフラータオル抽選会

ドリーム戦出場予定選手

4月16日「ドリーム戦」

1号艇:前本泰和選手

2号艇:平尾崇典選手

3号艇:石川真二選手

4号艇:吉川元浩選手

5号艇:太田和美選手

6号艇:濱野谷憲吾選手