無職、家がほしい。理由と悩みと税金と

将来は夫婦揃ってアーリーリタイアして、田舎に安い家でも買って住もうかなぁ・・。

3年前にTochiだけ先にアーリーリタイアした際にはこんな風に考えておりましたが、今住んでいる場所(都市部の郊外)が結構気に入っている事もあり、当分この辺りに住むならいっそ中古の家でも買ったほうがいいんじゃないかな?とつい最近考えるようになりました。

なぜかと言うと・・

 

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 ① レンタルは損だから 

賃貸住宅をレンタルするということは、大家さんの利益と銀行の金利の両方を負担していることになるので、長期間レンタルするとなると買うのと比べて必ず損をします。

場所や駅からの距離に大きく依存しますが、不動産投資の利回りとして考えてみると銀行の金利も含めて年間10%程度は割高な費用負担になっているものと推測されます。投資物件の場合は利子が高い(知らないけど3%くらい?)と考えられますので、まあ大体15年ほど住んだら購入したのと同じ費用を支払うことになるくらいだと推測されます。

つまり同じ場所に長いこと住むならレンタルよりも買ったほうが金銭的には確実にお得です。

(*但し良く分からず割高な物件や投資用マンションを掴んでしまった残念なケースを除く)

 

まあこの点は完全に尊敬するブロガーさんの受け売りですが (>ω<)

ref) https://hitorisengyou.seesaa.net/category/24486493-2.html

 

 ② 知らない田舎は恐い? 

どこに住もうが住民ガチャはありますが、下手な田舎に住むとハズレの可能性があることも気になります。例えば・・・

 

憲法22条:職業選択の自由がない田舎の例。「ver. 現代の赤紙」

ref) http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/2006152.html

 

それ以外にも人口減少による公共交通の廃止、インフラの老朽化など今後の日本を考えると良く知らない田舎に住むというのは中々のハードモードであることを覚悟する必要がある様に思えます。

 

ハードモードを追求しすぎたイケメンYoutuber容疑者・・

 

良く知らない地方に移住するなら、買う前にまずレンタルして試しに住んでみるくらいの慎重さがあった方がいいのかも知れません。でもそんなの凄い面倒くさい!

もしくは田舎特有の煩わしい人間関係を避けるという意味では別荘地を選ぶのも手かもしれません。但し毎月数万円の管理費が余計にかかります。

 

 ③ 無職だと老後に住む場所がない? 

これは現在では基本的に正しいです。実際、今のアパートも有職のPuchi(妻、そう言えばもうすぐ無職・・)の名義で借りています。無職のTochi名義では審査を通らない事でしょう。

とはいえ実はこれに関しては余り心配しておりません。

なぜなら現在でこそ空き家率は17%程度ですが、これが今後は急増し、15年もすると何と30%を超えると予想されているからです。

 

総住宅数、空き家数および空き家率の実績と予測

ref) https://www.fudousan.or.jp/topics/1507/07_3.html

 

つまり人口が減少する日本においては、大家さんは信用のない無職には貸したくないなんて流暢な事を言っていられなくなるほど空き家だらけの未来がやって来るのです。

「礼金なんて滅相もありません!無職だろうが老人だろうがYoutuberだろうがお金さえあれば誰にでも貸しますよ!お願いだから借りて下さい!」そんな売り手市場の時代がその内やってきます。

ただそうなると当然持ち家の価値も大幅に下落します・・。これを避けられそうなのは東京都ですら中央区・千代田区・港区など一部の地域だけの見込みです。

 

東京23区と多摩の将来推計人口(2000年=100)

ref) http://www.webchikuma.jp/articles/-/1378

 

そんな地域は平均的なマンション価格ですら1億を超えるほどクソ高いので当然無理ですし、そもそも住みたくないし、とは言え手頃な郊外はどんどん下落する予定。この辺が実に悩ましい所です。

なお、2045年では極一部(福岡市や川崎市、さいたま市など)の市区町村を除き、現在人気の横浜市や名古屋市、大阪市などを含む殆どの地域で人口が減少すると推計されております。

 

2045年市町村将来推計人口ランキング

ref) https://ecitizen.jp/Population/Ranking

 

将来有望な川崎市の地価推移。シュバらしい!でもナゼ!?

ref) https://tochidai.info/

 

この様な一部の例外を除き、殆どの地域では不動産価格の将来的な下落が予想されます。それでもまあ長く住むならレンタルの方が損な事だけは変わりようがない様に思えます。

(*年間の賃料以上に物件価格が下落する地域があればレンタルの方がお得)

 

 最大の問題 

決めかねているのは、

・将来の負動産化を覚悟して当座は結構な田舎に安い家を買って住み、20年くらいして住めなくなったら都市部の郊外に移り住むか?

・それともやや高くても今の場所(都市部の郊外)で家を探すのか?

・もしくは将来も価格が下がらなそうな便利な地域を狙うのか?

という点です。

 

まあ、金銭勘定だけで考えるのであれば価格が下がるものを買うことなんて絶対NGではありますが、そこはどういう生活を送りたいのかということも関わってきます。

便利を取るか、自然を取るか?

庭で野菜を作って飼っている鶏の卵を食べるのか、近くのスーパーに買い出しに行くのか?

夏になったら綺麗な海で泳ぐのがいいのか、好きな時にジムのプールにいくのがいいのか?

 

う~ん、、、便利な郊外に住んで田舎にも別荘が欲しい!!!

 

ちな、いくら長期的にはレンタルよりお得と言っても、持っているだけで罰金が課せられる点は侮れません。

 ・固定資産税 毎年1.4%

 ・都市計画税 毎年0.3%

 ・不動産取得税 4%

 ・仲介手数料 3.3%

 ・消費税 10%

 ・登録免許税 2%

 ・印紙税 1-2万円

 ・登記費用 2-10万円

(*様々な軽減・免除措置あり)

など色とりどりの罰金が課せられます。漏れなく住民ガチャのオマケ付き!

 

てか税金ヤバ杉~ (TдT) 買ってるヒトって本当凄いなぁ・・

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