再生エネルギー銘柄はバイデンさんの当選で急上昇しております!
Tochiも本日(1/5)の上院決選投票でもしトリプルブルーになったら少しだけクリーンエネルギーETF(ICLN)をスケベ買いをしようかと考えておりました。しかしグローバル型ETFなので米国企業がわずか31%しか組入れられていないことが非常に気になっておりました。
そんな中、SBI証券の米株サイトでバイデン銘柄の一覧を見つけたので、ここで紹介されている全ての銘柄の直近の値動きを見てみました(20.1.5現在)。
ref) https://global.sbisec.co.jp/Fpts/tsj/invInfTop/toThemeScreener
バイデン銘柄、直近の値動き
2020年以降の値動き
大統領選が意識され始めた夏以降、凄まじい上昇を示している銘柄がいくつかあるようです。BLNKなんて大爆発!驚異的な上昇のTSLAが可愛く見えるほどです。当然ですがクリーンエネルギーETF(ICLN)を上回る銘柄もいくつかあるようです。
次にもう少し短期で見てみます。
2020年8月以降の値動き
SPWR、BLNK、OPTT、TSLAがクリーンエネルギーETF(ICLN)を上回り、その他でもいくつか近い上昇率の銘柄があるので、これらの銘柄を見てみました。
2020年好調なバイデン銘柄一覧
OPTT等かなり小さな企業も含まれています。利益率が低い傾向のある再生エネ関係ということもあってか、当期純利益(2019年12月期)がマイナスの企業が多いようです。しかも予想(2020年12月期)もマイナスの企業までチラホラ(予想PERが-)。う~ん、、めっちゃ買われている企業ばかりな訳ですが、こんなんで本当に大丈夫なのか、バイデン銘柄!?
また、当期か予想のどちらかで利益を出している企業、例えばTSLAはPERが685、SPWRはPBRが429と滅茶苦茶過熱感が漂っております。まあこれに関してはそれだけ将来性が期待されていると言い換えることもできますので一概に悪いとは言えませんが、期待が剥げたら急落のリスクを秘めているのは間違いないかと。
次に、ではクリーンエネルギーETF(ICLN)はどうなのでしょうか?
クリーンエネルギーETF(ICLN)の組入れ上位10銘柄(米国31%)
SBIではFSLRだけがバイデン銘柄として紹介されており、その他はPLUG、ENPHのみが米国企業でした。PLUGはここ数年ずっと赤字ですが、売上だけは右肩上がりで非常に期待されている企業のようです。また、ENPHは珍しい黒字企業!他は海外企業ですので、バイデン政策期待で買うならこのETFはやっぱりちょっとずれているのかも知れません。
さて、どれを買おうか・・?
買いたい候補銘柄
以上の結果から興味のある銘柄のみの値動きを再確認してみます。
2020年8月以降の値動き
8月以降買われまくっていたSPWR、PLUG、ENPHなどは年末に調整が入っています(赤の四角)。一方でそこまで上昇していない銘柄は年末も上昇傾向かヨコヨコ(青の四角)の傾向がある様です。
ど真ん中バイデン銘柄なら赤の四角銘柄、今後に期待するなら青の四角銘柄なのでしょうか!?
もしトリプルブルーになったら全部欲しいのだが・・お金も度胸も全然足りない (ΦωΦ)
まとめ
黒字銘柄
ALB、SEDG、ENPH
ど真ん中バイデン銘柄
SPWR、PLUG、ENPH
イーロン・マスク銘柄
TSLA
といった所でしょうか。まあ再生エネ業界はどちらにせよ今後伸びるのでしょうが、相当な革新的技術でも出来ない限り利益率の低さを中々克服できそうにもありませんので、買うにしてもあまり長期で持つ気はしません。そういう意味では必ずしも黒字銘柄でなくてもいいので、ど真ん中バイデン銘柄とTSLAが欲しいかな。ざわざわ・・・
=21.1.6.15:02追記=
当初は2候補とも現職の共和党がリードしておりましたが、片方は民主党が逆転。もう一方も猛追で1,000票の差もないまま残り2%の開票は翌日に持ち越されました。なぜ・・?
先物はダウがヨコヨコ、S&P500が若干の下げ、ナスダック100が一番下げておりますが為替はドル安のリスクオン。一方で10年債利回りは1%を超える急上昇です。
う~ん、こんな状況でNYでは中々手が出せないですねぇ (;_;)
ref) https://graphics.reuters.com/USA-ELECTION/GEORGIA-LJA/gjnpwkonqpw/index.html
=21.1.6.16:19追記=
もう一方も民主党が逆転。開票が残されている地域は民主党が有利な都市部で再逆転は困難との見方もあり、トリプルブルーが現実味を帯びた模様です。
この状況でダウは上昇、S&P500がヨコヨコ、ナスダック100は下げ幅を拡大。この先はGAFAMに(もしかすると米経済や米株全体にも)逆風が吹く時期になるのかも知れませんね。困ったなぁ・・。
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