米株CFD撤退、現物に絞ることに!その4つの理由とは?

Tochiは昨年から米株投資をはじめました!

初年度は大損でしたが、それでも完全ゼロサム・ゲーム(=誰かの願いが叶うころぉ~あの子が泣いてるぅ~)のFXと比べると、少なくともここ数十年は暴落しても数年で復活して高値を更新し続ける米株は非常に魅力的だからです。

 

米株への投資法はいくつかありますが、TochiはCFDと現物を組み合わせて運用しておりました。

S&PのCFD仕込み開始!現物も準備!100ドル、300ドル、1000ドル

 

今回はその一つの米株CFDから撤退し、現物一本に絞ることにしました。その理由は一体なにかというと、、

 

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 米株CFDから撤退した四大要因 

主な理由は以下の4つです。

 

 ① CFDの資金効率の悪さ 

CFDはレバレッジが掛けられることが利点の一つなので資金効率が悪いと言うとピンとこないかもしれませんが、Tochiが手数料が安いことから使っていたGMO証券の場合、セーフティバルブシステム(S.V.S)の特殊な計算方法が原因で下落時には現物以下の資金効率になります。

GMOのCFD取引はレバレッジ1倍でも50%の下落にしか耐えられないので要注意!

 

他の証券会社と比べるとGMO証券は手数料が極端に安いため、レバレッジを低く抑えて運用すればそれでもメリットが有るので使っていました。しかし少なくとももう暫くはこの資金効率の悪さが致命的になりかねないと考えるようになりました。それは次の理由からです。

 

 ② コロナ第二波の警戒 

現在アメリカではコロナの新規患者数が再び上昇傾向を示し、最高値も更新しております(下図、青線)。しかしこの大半の理由が実は単なる検査数の増加によるもので、死者数はわずかな増加にとどまります(オレンジ線)。

ワクチンの開発も進んでいるらしいので、これだけなら3月の時ほど問題とは言えませんし、実際に株価はリスクオンで上値を伸ばしている状況です(赤点)。

 

 

しかし、インフルエンザ同様にコロナウイルス(HCoV-OC43, HcoV-HKU1)の感染拡大には季節性が有ることがわかっており、Covid-19においても夏は秋や冬と比べ20~40%ほど感染拡大効率が低下しているものと考えられます。そして今は夏。なのにこの状況。

このままだと今年の秋冬がかなりヤバいことになる可能性が否定できません。このため、資金効率の悪いCFDでの米株運用は少なくともしばらくの間はリスクが高すぎると考えました。

ref) https://science.sciencemag.org/content/368/6493/860

 

 ③ 特定口座の優位性 

CFDも米株も所得区分こそ違いますが、税率は同じ20.315%です。それでも米株は特定口座(源泉徴収あり)が利用できることで確定申告せずに済み、利益が出ていても社会保障費が増えることがありません。

この違いは思いの外大きく、場合によっては年間で100万円以上の違いが出ることもあります。このため、特に所得が中途半端に多い場合はCFDを選ぶことは得策ではありません。

 

 ④ 為替レートの驚くべき優位性 

CFDを辞めて現物にする最大の理由は、現物の場合は税金計算(譲渡損益計算)に用いる為替レートが非常に有利だからです。言い換えれば節税効果が高いからです。

余り広めてもロクな事がなさそうなので詳細は控えますが、疑問に思って証券会社2社に問い合わせましたが「ルールに則っているので問題ない」との回答でした。

やればわかりますが、驚くほど、、いや、FXや日本株をやっているのが腹立たしくなるほど有利です。

 

しかし今回は米株CFDから撤退したし、最近ではビットコンも撤退しました。

ビットコイン投資一時撤退。米株に連動する動きが気に入らない

 

実はIPOも折を見て撤退しようか悩み中です。将来的にはリスクの高いFXも縮小 or 撤退したいと考えております。あれれっ?サラリーマンに続き投資家まで辞めたいのかな、、。

 

*なお、Tochiは初心者なので正しい保証は一切ありません。投資判断(や納税)は自己責任でお願いいたします。お約束ぅ~ (*´Д`)/

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