個人の選択による「夫婦別姓」に反対する理由とはどのようなものなのか?事実婚無職が考える。

我が家は結婚ではなくて事実婚を選んだ。理由は姓を変えるのが嫌だったから。具体的には、

 ・仕事やお役所等々の手続きが面倒くさいし価値を感じないから

 ・姓を変えると字画数が悪くなるから(メイン?)

というのが理由だ。むしろ驚いたのは、夫婦別姓制度がなぜ未だに導入されていないのか、選択できるのになぜ導入を嫌だという意見があるのかだった。今更だけどちょっと調べてみた。

 

スポンサーリンク

 反対意見の例 

国会での夫婦別姓制度に対する質問中に自民党の女性議員から「それなら結婚しなくていい」というヤジが飛んだそうだ。現代においても「結婚=同棲にすべき」という考えの議員が少なからずいることを示す好例に思える。しかしそれはどの様な考えなのか?

 

この議員さんの意見ではないが、一つの例として「選択的夫婦別姓の法制化反対に関する請願」を見てみた。趣旨としてはTochiが察するに、

 ・夫婦同姓制度は、絆の深い一体感ある夫婦関係、家族関係を築くことのできる制度だから

 ・共同体意識よりも個人的な都合を尊重する風潮を助長する恐れがあるから

 ・家族の一体感を失い、子供の心の健全な成長を阻む恐れがあるから

ref)https://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/seigan/173/yousi/yo1730602.htm

 

んん?ごめんちょっと理解できない。。

旧来の「家族制度」を守りたいということであれば、既に殆どの人がサラリーマンとなり、受け継ぐ職業や資産がない時点でもう存在意義をなくしている様に思えるけども。そういうことじゃないのかな。

絆?一体感?って姓関係あるのそれ?

「共同体意識」「健全な成長」?なにそれキモい。

 

抽象的な表現が多く、理屈も理解が出来ない。ただ伝わってきたのは「みんな自分の価値観に賛同すべき(=しないなんて許せない)」という嫉妬心だけ

これはもしかして「共同体意識」を尊重しすぎた余り「健全な成長」が出来なかったタイプのヒトのあれなのかな?(-_-)

 

それはさておき、既に昔当たり前だった専業主婦はむしろマイナーになり、共働きの方が多い時代になっている(64.6%、2015年)。基本的に女性が姓を変えることが大半だと思うが、社会に出ているにも関わらず姓を変える不都合を少しも顧みない制度設計は余りに時代遅れじゃないだろうか。

 

 「それなら結婚しなくていい」には大賛成! 

だがその前に、「家族制度」が形骸化した現在における「結婚」とは一体なんなんだろうか。「子供を育てるシステム」として捉えたとしても必ずしも結婚する必要は無いように思える。ずっと一緒に居たいなら好きなだけずっと一緒に居ればいいし、どちらかが嫌になったら離れればいい。それが一番自然だし何より安心できる。そこにわざわざ面倒な国の制度を絡ませなきゃいけない理由がわからない!

 

というTochiの考えをPuchiに言ったら激怒。「無職のくせにエラそうなことを言うな!一緒にいてくれてありがとうございますだろうがソコは!」とのこと。たし蟹 (-_-) たらば蟹。

コメント