東証マザーズETFは、「東証マザーズ指数」の値動きに連動することを目指したETFになります。
初の東証マザーズ指数をベンチマークとするETFとなります。
東証マザーズETFの詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 2516 |
ベンチマーク | 東証マザーズ指数 |
ファンド分類 | インデックス型 |
設定日 | 2018年1月31日 (上場日は2018年2月1日) |
売買単位 | 10口 |
信託報酬 | 年0.50%(税別) |
信託財産留保額 | 無料 |
基準価額(株価) | 803円 |
純資産総額 | 29.3億円 |
決算日 | 年1回(7/8) |
最低投資金額 | 9,230円 |
管理会社 | シンプレクス・アセット・マネジメント |
東証マザーズETFですが、国内初の東証マザーズETFであることが特徴です。
これまで「NEXT NOTES 東証マザーズ ETN」といったマザーズ指数に連動するETNはありましたが、ETFとしては初のファンドとなります。
本ETFを購入することで、東京証券取引所マザーズに上場する全銘柄を分散して投資することが可能です。
上記は03年以降の東証マザーズ指数と日経平均株価の比較推移です。
2004年と2006年に大きく高騰してピークを付けましたが、ライブドアショックとリーマンショックにより暴落しています。
その後はアベノミクスによる株価上昇により、マザーズ指数もおおむね日経平均と同じ動きで推移しています。
組み入れ銘柄は?
銘柄 | 比率 |
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ミクシィ | 9.3% |
そーせいグループ | 8.3% |
CYBERDYNE(サイバーダイン) | 8.1% |
ジーエヌアイグループ | 3.4% |
サンバイオ | 3.1% |
アンジェス | 2.2% |
ベイカレント | 1.6% |
ユナイデッド | 1.6% |
PKSHA Technology | 1.6% |
ACCESS | 1.5% |
上記は東証マザーズ指数先物の上位構成銘柄になります。
老舗SNS「ミクシィ」をはじめ、ロボットスーツ開発で有名な「CYBERDYNE」、バイオベンチャーの「ジーエヌアイグループ」などが上位となっています。
パフォーマンス・利回りは?
期間 | リターン |
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1カ月 | +3.14% |
3カ月 | -0.85% |
6カ月 | -10.57% |
設定来 | -17.90% |
年度 | リターン |
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2017 | +30.7% |
2016 | +6.3% |
2015 | -2.5% |
2014 | -5.2% |
2013 | +137.2% |
2012 | +2.1% |
2011 | -8.6% |
2010 | +4.2% |
2009 | +28.7%% |
2008 | -58.7% |
※2018年8月末現在
上記は本ファンドの騰落率になります。
マザーズ指数はここ数年間上昇を続けており、2017年はTOPIXと日経平均を上回るリターンとなっています。
ただ2018年に入って下落が続いております。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金(10口当たり) |
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2018/7 | 0円 |
初の決算を迎えましたが、分配金は出ませんでした。
投資家からの評判は?
コムシスとBBタワーは下落に備え、高い所を損切ってポジション縮小
第一興商は空売り追加
新規で三井物産を空売り
マザーズETFを空売りコムシスと第一興商は今日が決算発表だったんだけど、この結果を受けて休み明けはどうなる!? pic.twitter.com/n89nqVdP5b
— 大吉 (ヘドバン中) (@daikitideath) 2019年2月8日
寄り付きで現物のイオン投げ売り、同時に空売り3件、マザーズETF空売り。前場はこれで含み益。
後場、上海下げから日経平均2万割れ来るかと思いきや持ちこたえ、含み益がほぼゼロに。同値撤退の後、再度空売り3件をトライしたものの微損で撤退。
敗因は、日経平均2万の壁の想定と、利食いの漏れ
— 俺の株 (@orekabuway) 2018年12月21日
2516 東証マザーズETF
ここ数週間ヘッジ売りで使っています。先物よりも手軽で良いかもしれません。ただ、先物に沿う商品のようで、現物よりもややオーバーシュートします。当然ですが、マザーズは大きい銘柄に材料が出れば一気に空気が変わる傾向があるのでご注意を。
— spider (@spider_investor) 2018年12月21日
日経225連動型上場投資信託(1321)、東証マザーズETF(2516)をマネックス証券で売買完了。
マネックス証券に手数料を貢いだにょ(笑)。— はくたか (@hakutaka681) 2018年10月19日
東証マザーズETFの評価
東証マザーズETFですが、初のマザーズETFであり、これ一つで国内の成長著しい新興企業全体に投資できることが評価できます。
今後さらなる成長が期待できるIT企業やテクノロジー企業にまとめて分散投資できることが魅力でしょう。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能です。
少額(10万円以下)で取引を行いたいなら楽天証券、SBI証券、松井証券、取引ツールの使いやすさと手数料コストを重視するなら岡三オンライン証券(20万円以下手数料無料)を利用するのが最適でしょう。