iシェアーズ 日経225ETFは、日経平均株価に連動する動きを目指しているETFになります。
「ブラックロック・グループ」が運用しているiシェアーズ(iShares)シリーズの一つです。
iシェアーズ 日経225ETFの詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 1329 |
ベンチマーク | 日経平均株価 |
設定日 | 2001年9月4日 |
信託報酬 | 年0.105%(税別) |
純資産総額 | 5,370億円 |
決算日 | 年2回(2月、8月) |
売買単位 | 1口 |
最低購入単価 | 23,305円 |
資産構成 | 株式…99.79% キャッシュなど…0.21% |
管理会社 | ブラックロック |
iシェアーズ 日経225ETFの特徴は、最安コストで日経平均株価に投資することが可能ということでしょう。
2016年10月に、年0.17%の信託報酬が年0.13%に引き下げられました。
⇒さらに2017年11月10日付で、年0.105%と再度引き下げが行われています。
信託報酬引き下げによって、それまで最安だった「SMAM 日経225上場投信(年0.14%)」を抜き、最安の日経平均ETFに躍り出ました。
ただ出来高は物足りなく、短期トレードには向いておりません。
また1口単位で購入できますが、基準価額は2万前後となっていますので、少額で取引を行いたい方にも不向きと言えます。
組入業種
組入銘柄
利回り・パフォーマンスは?
期間別騰落率
期間 | ファンド | ベンチマーク |
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3カ月 | 8.87% | 8.14% |
1年 | 20.56% | 18.49% |
3年 | 45.98% | 38.72% |
5年 | 80.96% | 66.85% |
設定来 | 188.02% | 131.71% |
※2018年9月末時点
年次別騰落率
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
2017年 | 21.09% | 19.10% |
2016年 | 2.20% | 0.42% |
2015年 | 10.78% | 9.07% |
2014年 | 8.71% | 7.12% |
2013年 | 58.89% | 56.72% |
2012年 | 25.28% | 22.94% |
ベンチマークと大きく成績が乖離している理由ですが、ファンドの成績が配当込みでの数値に対して、ベンチマークは配当が含まれていない数値だからです。
配当金・分配金は?
決算日 | 分配金(1口当たり) |
---|---|
2018/8/9 | 185円 |
2018/2/9 | 163円 |
2017/8/9 | 181円 |
2017/2/9 | 120円 |
2016/8/9 | 208円 |
2016/2/9 | 96円 |
2015/8/9 | 128円 |
2015/2/9 | 114円 |
2014/8/9 | 147円 |
年2回、分配金を出しており、2018年10月11日時点での分配金利回りは1.49%となっています。
競合ETFと比べ若干低くなっており、分配金も重視される方は他のETFを選択する方が良いでしょう。
投資家からの評判は?
💹日経平均、全然下がらないから指値入れてる「iシェアーズ・コア 日経225 ETF(1329)」が全然ささらない・・
— サカモトハルキ (@sakamoto1haruki) June 26, 2020
日経レバレッジETF(1570)をiシェアーズ・コア225(1329)を信用買いして再現する。最低信用保証金である30万円を入金して、さらに1329を約60万円分買う。これなら中期保有であっても、レバレッジETF特有の減価は防げる。
ただし、買方金利や証券会社によっては手数料がかかることに注意。— 平凡な労働者の一人™ (@macfreesoftjp) 2018年11月23日
日経がこのレンジをうえぬけしてくれないと投信の選別も何も始まらないんだよね
ひふみプラスだろうがiシェアーズだろうが変わらないよちょっと垂れてきてるのがイヤだよね pic.twitter.com/1V6yRIhRU7
— ねこーねこー (@neko_nekodayo) 2018年8月16日
1329 iシェア日経
こーいうのか、日経上げてる時に触る銘柄は、ETF…奥が深そうやな。
まず明日日経上がるんかどうかっちゅー話やが、NY休みやし、時間外でダウとかが今どうなってるか確認せーいうことやな。— 丑家@高雄の丑之助 (@takao_no_ushike) 2018年2月19日
iシェアーズ 日経225ETFの評価
iシェアーズ 日経225ETFですが、最安コストで日経平均に投資できることは評価できますが、純資産・出来高は他よりも劣っており、同じベンチマークに中長期で投資するなら、MAXIS日経225上場投信(信託報酬:年0.17%)の方が、より効率的に運用が行えることでしょう。
また短期で日経平均を取引したい方には、流動性が高い日経225連動型上場投資信託がおすすめです。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているので、国内のほぼ全ての証券会社で購入可能となっています。
手数料の安さを追及するなら、岡三オンライン証券で取引を行うのが良いと思います。
少額(10万円以下)で取引を行いたいなら松井証券、取引ツールの使いやすさを重視するなら、楽天証券、SBI証券、GMOクリック証券を利用するのが最適でしょう。