フリーETF対象!MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)の評価と詳細

MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)「日本円換算したMSCIコクサイ・インデックス(MSCI kokusai Index)に連動した成績を目指すインデックスETFです。
このETF一つで先進国20カ国以上の株式に、分散された投資を行うことが可能です。

フリーETF対象銘柄ですので、カブドットコム証券では手数料無料で取引が行えます。
【追記】ファミリーファンド方式への変更に伴い、2019年12月9日より信託報酬が年0.15%に引き下げされました。

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MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)の詳細

上場市場 東京証券取引所
コード 1550
ベンチマーク 日本円換算したMSCIコクサイ・インデックス(MSCI kokusai Index)
上場年月日 2010年11月25日
信託報酬 年0.15%以内(税別)
純資産総額 137億円
出来高(月間) 112,380株
売買単位 10口
最低購入金額 32,950円
決算日 年2回(6月8日、12月8日)
信託財産留保額 なし
管理会社 三菱UFJ投信株式会社

本ETFは日本を除いた先進国全体を投資対象としておりますので、先進国における世界分散投資が可能となっています。
しかもカブドットコム証券では売買手数料無料になるフリーETFの対象ですので、手数料を気にすることなく取引が行えることが評価できます。

【追記】
楽天証券SBI証券でも無料で取引できるようになりました。

ただ出来高は少なく流動性が乏しいので、短期での取引にはおすすめできません。
あくまで長期運用を前提とした取引で活用するようにしましょう。

信託報酬は他と比べて最安水準となっていますので、コストが気になる場合は活用しましょう。

組入比率

アメリカを中心とする、世界各国の名だたる企業1,300社前後から構成されています。
メガバンクをはじめ、アップル、マイクロソフトなどのIT企業の比率が多くなっています。

利回り・パフォーマンスは?

期間別騰落率

ファンド
1ヵ月 +6.67%
3ヵ月 +12.53%
6ヵ月 +25.45%
1年 +56.32%
3年(年率) +14.77%
5年(年率) +12.99%
10年(年率) +13.18%

※2021年3月末現在

年間騰落率

年間 ファンド
2020年 +8.85%
2019年 +28.42%
2018年 -11.17%
2017年 +18.47%
2016年 +2.8%
2015年 -1.5%
2014年 +23.0%
2013年 +53.5%
2012年 +29.9%
2011年 ‒9.3%

上記の成績はすべて、分配金再投資後の数値となります。

分配金と配当金は?

決算日 分配金
2020/12/8 163円
2020/6/8 194円
2019/12/8 172円
2019/6/8 228円
2018/12/8 182円
2018/6/8 202円
2017/12/8 162円
2017/6/8 188円
2016/12/8 136円
2016/6/8 189円
2015/12/8 152円

毎年年2回、分配金を出しており分配金利回りは1.08%(2021年5月5日時点)になっています。
分配金目的の投資としては物足りない水準ですので、付加価値程度で考えておきましょう。

競合ETFとの比較

銘柄 信託報酬 純資産総額
MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 0.15% 93億円
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信 0.17% 10.6億円
上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI) 0.24% 147億円
iシェアーズ・コア MSCI先進国株(除く日本)ETF 0.19% 72億円

同ベンチマークのファンドとの比較ですが、信託報酬は本ETFが最安となります。
NEXT FUNDS 外国株式・MSCI-KOKUSAI指数(為替ヘッジあり)連動型上場投信は為替ヘッジが付いており、為替リスクが気になる方はこちらのETFを活用してみましょう。

投資家の評判は?

MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)の評価

MAXIS海外株式(MSCIコクサイ)上場投信(1550)の最大の特徴は、信託報酬最安の先進国株式ETFであることが評価されています。
また買付の度に手数料が発生することがありませんので、ETF積立としても利用できますね。

これらのことから、低コストで先進国に分散して投資を行いたい場合は。本ETFも検討する価値のあるETFと言えるでしょう。