NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信は日経平均株価の下落率2倍の動きを目指す指数である「日経平均ダブルインバース・インデックス」に連動したレバレッジ型ETFです。
流動性がかなり高く、日経平均が大きく下落しそうなときに短期トレードで利益を狙いたい方にはぴったりなETFとなるでしょう。
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信の詳細
上場市場 | 東京証券取引所 |
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コード | 1357 |
ベンチマーク | 日経平均ダブルインバース・インデックス |
設定日 | 2014年7月14日 (上場は2014年7月16日) |
信託報酬 | 年0.8%(税別) |
基準価額(株価) | 409円 |
純資産総額 | 2,251億円 |
出来高(月間) | 1,165,404,438株 |
売買単位 | 1口 |
最低購入金額 | 409円 |
決算日 | 年1回(5月20日) |
信託財産留保額 | 0.05% |
資産構成 | 現金、その他資産…100% (指数先物…-206%) |
管理会社 | 野村アセットマネジメント株式会社 |
最大の特徴は、日経平均ダブルインバース型ETFとして他よりも出来高がかなり多く、流動性が高いことでしょう。
レバレッジETFはその特性から、短期取引で利用することがほとんどなので、流動性が非常に重要になってきます。
他と比べて流動性が高いことから、日経平均の短期下落狙いトレードには本ETFが一番おすすめできます。
信託報酬は他よりも少し高めになっています。
ただその差は僅かであり、短期取引ではあまり気にする必要はないでしょう。
あと1口から買えますので、株価の上昇が続いているときは安い金額で取引することが可能ですね。
レバレッジETFの注意点
レバレッジタイプのETFは基準日から2日以上離れた日と比較した場合、完全な2倍の基準価格になるということではありません。
日経平均株価が半年後20%上昇していたとしても、レバレッジETFが40%上昇しているわけではないということです。
あと値動きの少ないレンジ相場ではレバレッジの特性上下落してしまいます。
ですので長期投資には不向きなETFと言えるでしょう。
利回り・パフォーマンスは?
期間 | ファンド | ベンチマーク |
---|---|---|
1ヵ月 | -12.4% | -9.9% |
3ヵ月 | -20.9% | -18.6% |
6ヵ月 | -41.5% | -38.6% |
1年 | -60.7% | -56.1% |
3年 | -67.8% | -59.3% |
設定来 | -91.9% | -87.7% |
期間 | ファンド |
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2020年 | -43.9% |
2019年 | -36.69% |
2018年 | +8.60% |
2017年 | -35.65% |
2016年 | -26.3% |
2015年 | -29.1% |
※2021年2月末基準
ファンドとベンチマークのリターンは、どちらも分配金を含まない数値となっています。
コロナ・ショックで一旦大きく値を上げましたが、相場回復とともに再び下落基調となっています。
出来高・流動性は?
年月 | 出来高 |
---|---|
2021年2月 | 1,165,404,438株 |
2021年1月 | 1,242,499,841株 |
2020年12月 | 995,331,860株 |
コロナショック以降、出来高は高い水準で維持しています。
日経平均ダブルインバース型ETFでは、出来高トップとなっています。
分配金と配当金は?
決算日 | 分配金 |
---|---|
2020年5月20日 | 0円 |
2019年5月20日 | 0円 |
2018年5月20日 | 0円 |
分配金は、今まで一回も出しておりません。
そもそも長期保有には向いていないETFですので、気にする必要はないかもしれませんね。
投資家の評判は?
今は信用口座が無くてもブル型のインデックスETFがあるので、ダブルインバース(1357)とかを買えば、日経平均が下がった時にも利益は出ますよ。https://t.co/oihwz9xb3g
— 名古屋の長期投資家 (@Nagoya_Tyouki) 2018年11月18日
1357、Wインバのポートフォリオ比率は相変わらず高いので、そろそろ一部売却を考えてもいいのですが30日のフェイスブック決算を待ちたいという思惑も有りますゆえ(n*´ω`*n)#株式投資 #株 #株主配当 #日経平均株価 #株主優待 #ETF
— セラフィーム(相互フォロー歓迎) (@seraphim2016) 2018年10月29日
リスクヘッジポジションは、今回は日経レバETF(1570)の空売りと個別で下がりそうな銘柄を数銘柄空売りしていました。資金余力があるときは、日経ダブルインバース(1357)を現物買で持つこともあります。
— CALON@兼業トレーダー (@CALON286) 2018年10月11日
今日の日経平均終値は前日比2円高の\23,674??
小幅に5日続伸も、1週間で1,000円超の上げ??でそろそろ息切れか‥???
って事は、日経Wインバース(1357)をそろそろ買い増しか‥???
WTI原油ETF(1671)が年初来高値を更新で+75の\3,215??
コッチはそろそろ利確か‥???— 株 DE HAWAII (@kabu_DE_Hawaii) 2018年9月20日
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信の評価
NEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信はその流動性の高さから、日経平均株価の下落時に大きく利益を得たい場合は間違いなく本ETFで決まりでしょう。
ただレバレッジETFはリターンが2倍になる代わりに、下落時はマイナスリターンも2倍になりますので注意して取引を行うようにしたいですね。
また分配金も出ていませんので、分配金目的の投資にも利用できず、あくまで短期のトレードで活用するETFとしましょう。
おすすめな証券会社は?
東京証券取引所に上場しているため、国内のほぼすべての証券会社で購入可能です。
手数料の安さを求めるのであれば、むさし証券、または100万円以下手数料無料の岡三オンライン証券、楽天証券、SBI証券で取引を行うのが良いでしょう。