こんにちは、よしです。
トレーダーが陥りやすい心理が書かれたブログ記事を見つけたのでそれについて書きたいと思います。
ドル円 1時間足
この水平線、ダブルトップのネックラインの114円が意識されていますよねぇ~的な内容でした。
こういうラインを背に逆張りでトレードすれば負けることはほとんどないって書いていました。
さらにどこかのアナリストが政治的背景、経済的要素がドル円は「下げ」と分かりやすく解説していました、とも書いていました。
この水平線は私がネックラインを髭に合わせていますが、本当はもっと中途半端なところに引いてありました。
これ、水平線を崇拝しているトレーダーが陥りやすいトラップなんですよ。
たしかに114円というレートが意識されていたことは分かりますが、意識されてるラインと機能するラインは別物なんです。
で、このあとどうなったのか?
ドル円 1時間足
アナリストの予言どおり落ちました。
が、114円というラインを背に逆張りショートを打っていたトレーダーはロスカットです。
典型的な狩られた後に思惑通りになったパターンです。
だいたいラインを背にトレードする人はラインよりプラス3pipsぐらいでロスカットをセットします。
どれぐらい値幅を狙うのかは知りませんが、見方によっては利益になっていたりしますが、髭で狩られてからちょっと落ちてるようにも見えます。
こうなるとロスカットの位置をズラしたりチキン利食いの理由を考えたり色々と言い訳を考えるんですよ。
でも、それって根本的な水平線がブレブレなのでその後のことをいくら考えてもブレブレな解答しか得られないんですよ。
トレードで余計なものは「曖昧」です。
トレードで大切なものは「いつ」です。
水平線には「いつ」の概念はありません。
ファンダメンタルズにも「いつ」の概念はありません。
まぁロスカットになってもやり直せますから良いのですが、問題なのはロスカットをセットしないで利益になった人たち、もしくはロスカットになってその後動きが思惑通りになったのを見て「ロスカットする必要ないやん」って思った人たちです。
こういう人たちが9勝1敗の1敗で退場するんですよ。
こういう場面でこういう人たちが量産されて、迷子になるトレーダーが大量生産されるんですよ。
このブログでたま~に書いていますが、エントリーをあえて遅らすんですよ。
そうすれば、今まで見えてこなかった大切な部分が見えてくるかもしれませんよ。。。
今回の場合も114円のラインで仕掛けるんじゃなくてそこを様子見すればロスカットを食らわずに大陰線を確認した後、ゆっくりとショートを狙える場面がありますからね。
逆張りで狙いたいと思う人は勝ち続けてるトレーダーよりも「欲」が深いんだと思いますよ。。。
いつも応援ありがとうございますm(_ _)m
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