2019年周年記念：稲田浩二がG1初制覇！戸田プリムローズ

3月にはSGクラシックの舞台となった戸田競艇場で周年記念競走が行われました。

周年記念競走は全国の競艇場で1年に1度、ボートレース場の開設を記念して開催されるG1タイトルです。

各開催地でタイトルは異なるものの、賞金・グレード・概要などは同一となっています。

2019年の戸田競艇場周年記念競走[戸田プリムローズ]の優勝選手は記念すべきG1初優勝を挙げることができました。

それでは戸田プリムローズの結果などを振り返っていきます。

2019年戸田周年記念【戸田プリムローズ】優勝選手は稲田浩二

6日間に渡って行われた戸田周年記念の戸田プリムローズ。

1日あたり平均して３～４レースで万舟券が発生していたため、予想には困難を極めましたが当てた人はプラス収支で終えた人も多かったのではないでしょうか。

最も配当が高かったレースでは3連単54,590円(89番人気)という結果となっていました。

得点率順位

4日目までの結果をもとに得点率順位18位までの選手が準優勝戦へと勝ち進みました。

※印の選手は準優勝戦で2着以内に入り、優勝戦へと出場した選手です。

優勝戦

最終日最終12Rで優勝戦が行われましたが得点率１位の稲田浩二が１号艇を獲得、５号艇には戸田クラシック優勝の吉川元浩がそれぞれ枠入りしました。

地元選手は６号艇須藤博倫のみでしたが単勝オッズは15.0倍と他のレースと大差のないオッズとなっていました。

スタートはダッシュ勢の遅れが目立ちましたが1号艇稲田は深インからコンマ10を切り、6走連続のトップスタートを切りました。

スタート展示では枠なりオールスローだったにも関わらず本番においては４号艇谷村がピット離れで遅れてしまい、進入隊列は1235-46となりました。

想定外のスタートとなったものの１号艇稲田は落ち着いてイン先マイを決めると逃げてそのまま優勝を飾りました。

 

３着には吉川元浩が人気に応える形で入着しました。

配当

３連単は２番人気で13.3倍、単勝は思いの外オッズが高く1.4倍の結果となりました。

稲田浩二プロフィール

 

デビューは2004年5月16日、地元のボートレース尼崎でこの節の3日目となる5月18日に初勝利を飾りました。

同年9月には宮島競艇の一般戦において初優出に加え、初優勝も獲得というスピード出世で注目を浴びます。

その後、2009年にはG1近畿地区選手権(三国競艇)で初の優出を決め、その後も5度のG1優出と惜しい所までいったものの優勝を手にすることはできませんでした。

そしてようやく７度目のG1優出、2019年戸田プリムローズにおいてG1初優勝を飾りました。

本人もようやく手にした優勝でさぞかり嬉しかったことでしょう。

いずれも予選突破は果たせていませんがボートレースクラシック・オーシャンカップ・ボートレースダービーの3タイトルにおいてSG出場を果たしています。

スタート事故が少なく、平均STも優秀な選手なので今後の活躍にも大いに期待できそうです。

ボートレース戸田情報

カド捲りが決まりやすいコースでダッシュ３艇が活躍する。

１コースの１着率が低い競艇場。

コースが狭いため、ターンでは外に振られる事が多い。

・モーター 　→　減音
・水質 　→　淡水
・干満差 　→　なし
・レコード 　→　1.43.8 横山　節明 2000/04/09