2019/住之江競艇　石野貴之がG1高松宮記念でV　念願の親子優勝

3連単6万7710円(113番人気)という超高配当も発生した2019年G1高松宮記念。

この記事では2019年高松宮記念の結果や優勝選手を紹介していきます。

地元選手　石野貴之が高松宮記念特別競走を初優勝

周年記念競走とは別に開催される高松宮記念特別競走はボートレース住之江で毎年開催されているG1レースです。

優勝賞金が900万円に増額された2019年大会の優勝選手は地元選手の石野貴之でした。

優勝戦結果

優勝戦、得点率１位の石野貴之が１号艇、２位の今垣光太郎が２号艇、３位の田村隆信が３号艇へと枠入りしました。

どの選手も今節で舟券に絡まなかったのは１度のみ。

１号艇石野はスタートでコンマ０台を出せず苦戦していたことが垣間見えます。

しかし最後はきっちりと決めてくれました。

イン先行から原田幸哉のまくり差しを食い止め、そのまま逃げ切っての優勝。

ダッシュ勢が好スタートを切り、その中でも６号艇の山崎がコンマ04の好スタート。

しかし最後は距離を縮めることができずに惜しくも山崎は4着の結果に敗れました。

1号艇石野貴之は１マークから豪快な逃げを決めそのまま優勝となりました。

払い戻し

２号艇が舟券に絡まなかった割には配当はそこまで付かなかった印象を持ちます。

これも節間で高配当が多発していたことが影響されています。穴を狙った人が多すぎた結果、３連単1-5-3でも28.3倍しかつきませんでした。

高松宮記念優勝選手一覧

過去優勝選手

過去の高松宮記念で優勝した選手一覧です。

直近10年の結果を表示しています。

 

石野貴之の父・石野美好

石野貴之の父親である美好さんは元競艇選手です。

第７回と１３回の高松宮記念で優勝をしているものの、息子はまだこのタイトルを獲得していませんでした。

今回、優勝した石野貴之は「絶対欲しいタイトルでした。親父に優勝トロフィーを渡したいです。」と最高の親孝行ができました。

親子揃っての高松宮記念制覇は今後達成する人はそうそう出てこないことでしょう。

石野貴之プロフィール

高校時代には野球をやっていて、キャプテンも務めるほどでした。

そのまま大学に進学して野球を続けるか、夢であったボートレーサーになるかを悩んでいました。

高校３年生の夏の大阪大会で負けたことでボートレーサーになることを決心します。

父親の石野美好は自分と同じボートレーサーではなく、大学に進学することを強く望んでいたため猛反対しますが、石野貴之が父親の姿を見てボートレーサーに憧れを持ち、小さい頃からボートレーサーになりたいと夢見ていたと打ち明けたことで父親も納得してくれたようです。

現在のボートレーサー養成所であるやまと競艇学校ではリーグ戦勝率6.63の好成績で卒業し、2002年5月10日に地元である住之江競艇場でデビューを果たします。

それから一ヶ月後の6月19日に24走目で初勝利を挙げると2003年にタイトル初優勝を果たし、2005年にはSG出場とものすごい勢いでトップレーサーへと這い上がってきます。

2007年にG1初優勝で2010年にはSGオーシャンカップで優勝し、その後も数々のG1やSGで優勝を遂げ現在ではSGにも常連出場するほどの実力を付けています。

石野貴之優勝タイトル

一般戦を除くG3以上のタイトルで石野貴之が優勝したレースです。

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ボートレース住之江(住之江競艇場)概要

プール型水面で工業用水を使っていて水は硬め。通年ナイターで開催。

インに有利な展開になることが多いが２マークに曳き波が残る。その為、ボートが暴れて逆転劇も多くなる。

・モーター 　→　減音

・水質 　→　淡水

・干満差 　→　なし

・レコード 　→　1.43.3 田中 信一郎 2003/22