その後、彼に対して「鬼」に変わって行くのは

そんなに時間を要さなかったように思います・・・・・

私は彼の前から姿を消す決断をしました。

同じ職場の仲間だったんですが

私は会社を辞める決意をし

副業と言う道に進んでいきました。

辞めてから私は彼と連絡を取ることはありませでしたが

半年ばかり過ぎた頃でした、

後輩Aからのメールが1通届いていました。

その内容は、

競馬予想の副業 収益で少し稼げるようになりましたと言う

お礼のメールでした。

私は嬉しい報告に安堵な気持ちで 胸をなでおろす気分になりました。

その時、私は思いました

彼はこの半年間、這いつくばって借金の為に

自分で何が出来るのか悩んで行動した結果が

自分に返ってきたんだなと。

人から言われて出来る程、世の中そんなに甘くない

誰でも出来ることをやっても

それは自分自身の為にならない

彼が競馬の副業をきっかけとして 自分で作り上げた

仕事だと今、自信を持って 言いたかったんだと感じました。

それが借金の為にやる事なのか

生活費を稼ぐ為にやる事かは

僕がとやかく言う必要は無いので

とりあえずメール返信は

「儲かったなぁおめでとう、◯◯◯さんに借金かえしとけよ〜絶対!」 

私は仕事も辞め私生活は飽き飽きし始めた頃でした、

暇な生活を送ると、こんなにも苦しいのか?と感じていました。

ちょうどその時、色んな人から仕事を手伝ってくれ〜と誘われていたんで

なんかやってみようかと思い始めていた頃でした。


つづく