成長性は継続!テラスカイ(3915)の立会外分売予想

2019年5月30日(木)~2019年6月3日(月)に立会外分売実施が予定されている、テラスカイ(3915)の分売詳細情報です。

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テラスカイの立会外分売詳細

銘柄名テラスカイ(3915)【東証一部】
業種サービス業
企業詳細米セールスフォースとAWSのクラウドシステム導入支援・開発事業を展開。大企業向け強い。自社開発グループウエア 「mitoco」を強化、育成中
発表日2019年5月15日(水)
分売予定日2019年5月30日(木)~2019年6月3日(月)
分売実施日2019年5月30日(木)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数720枚(72,000株)
発行株式数比率約0.6%
分売総額1.22億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,393円
割引率1.97%
分売目的分布状況の改善、流動性向上

テラスカイの株式データと推移

発表日終値1,700円
発表日出来高92枚
分売前日終値1,421円
分売前日出来高533枚
予想PER46.66倍
実績PBR6.85倍
株主優待2月末
100株以上…QUOカード1,000円相当
予想配当利回り無配

テラスカイの業績データ

2020年2月(予想)2019年2月2018年2月
売上高(百万円)8,6346,5584,864
営業利益(百万円)246125268
当期利益(百万円)434156171
ROA(%)3.295.37
ROE(%)7.0513.05
自己資本比率(%)52.338.5

テラスカイの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年10月30日以来の立会外分売実施。
前回(分売枚数:1,214枚、割引率:2.98%)の結果は、始値-3.9%・終値-0.6%となっています。

分売目的

2019年3月末の株主数が1,280名となっていて、降格要件(2,000人未満:猶予期間1年)に当てはまっています。
そのため今回は、株主数を増やして降格を防ぐための分売と言えそうです。

流動性

現在の板は100枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はそこそこの水準。

株価・ボラティリティ

株価はここ1年1,400円~2,200円の間で推移しており、サポートとして意識されそうな水準。
4月25日にはトヨタ自動車による自社クラウドサービス採用が材料とされて、一時年初来高値付近まで上昇しています。

PER46.66倍・PBR6.85倍の株価は、同業他社と比較して割高と言えます。

出来高の割に板が薄いので、ボラが大きくなっています。

配当金・株主優待

年間配当は無配。

株主優待は2月末に100株以上保有で、クオカード1,000円分がもらえる。
優待利回りは0.60%

業績

今期業績は売上+31.7%・利益+96.8%と、前期の大幅減益から大幅反発する見込み。
前期は人件費増やオフィス移転費用等で減益となりましたが、金融向けITサービスが絶好調で10期連続の増収予想となっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

分売枚数は1,000枚以下と少なく、発行株式1%未満の小型分売となります。
前回は新興市場地合い悪化の影響もあり、寄りで大きく分売価格割れとなってしまいました。

一方今回は前回よりも規模は小さく、分割によって買いが入りやすい価格になったことはプラス要因。
出来高も増加しており、今回の枚数であればなんとか捌ききれるかと思います。

またHYPER空売りが可能ですので、レンジ下限の1,400円付近まで調整すれば、ある程度のリターンが期待できそう。
ただ板が薄く値動きも荒いので、当日の地合いによってはややリスクのある案件になる可能性も。

規模が小さいのでそこまでの心配は不要かもしれませんが、当日までの株価推移・流動性・地合いを確認したうえで最終的なスタンスを決めたいと思います。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

本日は約6%下落、発表以降16%安で引けており、年初来安値を更新しています。
かなり売り込まれましたので、割引率は2%以下と渋い条件になっています。

出来高・板ともに少し増加。安心できるほどではないですが規模は小さいので問題ないかと思います。
レンジ下限の1,400円を下回る値決めとなったことはプラス要因、

ただ最近の分売は寄り売り参加者が多く、始値が抑えられる傾向にあります。
地合いが悪いとさらに短期売りが増えそうで、分売価格付近ではじまる可能性もありそう。

当初よりも慎重なスタンスに変更し、明日の板気配で買い板が十分にあるようでしたら、参加したいと思います。

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