一部市場変更狙い!ソーシャルワイヤー(3929)の立会外分売予想

2018年11月02日(金)~2018年11月09日(金)に立会外分売実施が予定されている、ソーシャルワイヤー(3929)の分売詳細情報です。

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ソーシャルワイヤーの立会外分売詳細

銘柄名ソーシャルワイヤー(3929)【東証マザーズ】
発表日2018年10月18日(木)
分売予定日2018年11月02日(金)~2018年11月09日(金)
分売実施日2018年11月02日(金)
売買単位100株
申込上限200株
信用区分信用
分売枚数1,100枚(110,000株)
発行株式数比率約1.9%
分売総額1.13億円(分売発表日終値ベース)
分売価格840円
割引率2.78%
分売目的市場変更における形式基準の充足

ソーシャルワイヤーの株式データと推移

発表日終値1,025円
発表日出来高179枚
分売前日終値864円
分売前日出来高656枚
予想PER23.01倍
実績PBR5.60倍
株主優待なし
予想配当利回り1.04%

ソーシャルワイヤーの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)3,0902,8082,397
営業利益(百万円)400353220
当期利益(百万円)380344131
ROA(%)10.046.37
ROE(%)25.7915.79
自己資本比率(%)39.738.0

ソーシャルワイヤーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2018年2月以来の実施となります。
前回の結果(枚数:1,700枚、割引率:2.52%)は、始値+1.3%・終値-2.0%となっています。

分売目的

適性開示に市場変更を行う準備をしているとの記載があり、東証一部昇格を目的としていることがわかります。
今回の分売により株主数要件を満たすこととなり、昇格発表はそう遠くないうちに行われるものと思われます。

流動性

現在の板は300枚以上、発表前の出来高平均は250枚程度と流動性はまずまず。

株価・ボラティリティ

株価は2月に業績&昇格期待の買いで2,330円の年初来高値を記録。
その後は地合い悪化や利益確定の売りが続き、現在も下落トレンドが続いています。

PER23.01倍・PBR5.60倍の株価は、同業他社と比較して同水準。

一日50円動く日もあり、値動きは大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株11円で利回りは1.04%

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績予想は売上+10.0%・利益+13.3%と、二桁増収増益の見通し。
ただ1Q決算時点の進ちょく率は20.3%と、前年と比べて低い水準であり、雲行きが怪しくなっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

前回と比べて枚数は少なくなり、規模も重くない案件となります。
板・出来高ともにまずまずあるので、今回の枚数であれば需給面の不安はありません。

株価の下落が続いておりますが、昇格に向けて買い需要が高まれば、一旦の反転は見込めそうでしょうか。
今回よりも枚数が多い前回でも寄りでは利益が出たので、今回も同様の結果を期待したいところ。

信用銘柄ではあるものの、枚数が少ない案件は地合いさえ良ければ何とかなっていることが多いです。
株価は割高ではなく、上がりすぎなければ参加を考えてもよさそう。

ただボラリティはやや大きいので、売却タイミングには注意が必要でしょう。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

実施前には一時812円の年初来安値を付けるなど、地合い悪化も相まって値を下げています。
本日も大きく売られて、発表日から約18%安での値決めとなりました。

発表からかなり下落しましたが、割引率が渋くないことは評価できます。
ここ数日の出来高は増えており、分売枚数を捌くのに問題ないでしょう。

地合いが依然不安定なことから評価を下げましたが、明日の買い板次第ではそこそこのリターンが狙えると予想します。
値動きが大きいことには注意が必要ですが、私も明日の板気配を見て参加を決めたいと思います。

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