【2月27日(木)~3月3日(火)】シライ電子工業 (6658)の立会外分売予想

2020年2月27日(木)~2020年3月3日(火)に立会外分売実施が予定されている、
シライ電子工業
(6658)の分売詳細情報です。

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シライ電子工業の立会外分売詳細

銘柄名 シライ電子工業(6658)【ジャスダック】
業種電気機器
企業詳細プリント配線板専業の中堅メーカー。通信機器やセンサー向け配線板受注が想定以下。期末にかけ車載向け回復へ向かうが米中摩擦長期化が足かせに。
発表日2020年2月19日(水)
分売予定日2020年2月27日(木)~2020年3月3日(火)
分売実施日2020年2月27日(木)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分信用
分売枚数3,360枚(336,000株)
発行株式数比率約2.4%
分売総額約0.89億円(分売発表日終値ベース)
分売価格231円
割引率2.94%
分売目的株主による売却

シライ電子工業の株式データと推移

発表日終値266円
発表日出来高117枚
分売前日終値238円
分売前日出来高1,235枚
予想PER計測不能
実績PBR1.58倍
株主優待なし
予想配当利回り1.92%

シライ電子工業の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)26,80028,63228,522
営業利益(百万円)-200362438
当期利益(百万円)-450-22654
ROA(%)-1.020.25
ROE(%)-6.851.54
自己資本比率(%)13.716.1

シライ電子工業の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年での分売実績はありません。

分売目的

今回は上位株主による売却案件となります。
任天堂の保有株が分売枚数と一致。

流動性

現在の板は700枚以上、発表前の出来高平均は300枚程度と流動性はそれなりにある

株価・ボラティリティ

株価は300円近辺で推移していたものの、コロナウイルスによる中国市場停滞が危惧されて下落。
度々任天堂の関連株として思惑買いが入っています。

PERは計測不能・PBR1.58倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

ボラティリティは平均並み。

配当金・株主優待

年間配当は1株5円で利回りは1.92%。
業績悪化で減配リスクあり。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上-6.4%・利益-155.2%と、大幅赤字転落となる見込み。
新型肺炎による中国市場の混乱で、今後の見通しも厳しそう。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数はまずまず、規模も中型の分売となります。
流動性は低くないですが、今回の枚数を捌くにはもう少し改善が必要でしょう。

不調の3Q決算後はやや売られており、分売による需給悪化も重なってしばらくは軟調な展開になりそう。
昨年1月に記録した年初来安値(242円)が、一旦の下値の目途となりそうでしょうか。

低位株のため損失リスクは小さいですが、今の状況では同値もしくは1円~2円抜きがやっとかもしれません。
分売ラッシュの中であえて参加する銘柄ではないですが、好条件で地合いも良ければ参加を考えます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

発表以降売りが続き、実施前の本日も下落して安値引けで終えています。
流動性は改善されて、需給面の不安は無くなりました。

値決めも2018年12月以来の水準と値ごろ感はあります。
ただ今回の新型肺炎拡大リスクでさらなる業績不調も懸念されて、積極的な買いは期待しづらいでしょう。

今夜のNYダウが再び大きく下落するようだと、分売価格割れも想定されます。
低位株で損失ダメージは小さいものの、無理して参加する分売ではないため見送ります。

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