一部昇格期待!パシフィックネット(3021)の立会外分売予想

2019年11月12日(火)~2019年11月15日(金)に立会外分売実施が予定されている、
パシフィックネット
(3021)の分売詳細情報です。

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パシフィックネットの立会外分売詳細

銘柄名パシフィックネット(3021)【東証二部】
業種小売業
企業詳細主力のPCレンタル・ITサービスはウィンドウズ10への入れ替え需要で採用企業が増加。中古品の回収・データ消去サービスや卸販売もつれて快走。連続増配。
発表日2019年10月28日(月)
分売予定日2019年11月12日(火)~2019年11月15日(金)
(2019年11月11日(月)~2019年11月15日(金)予定から変更)
分売実施日2019年11月12日(火)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数2,400枚(240,000株)
発行株式数比率約4,6%
分売総額2.56億円(分売発表日終値ベース)
分売価格3.04%
割引率988円
分売目的株主による売却

パシフィックネットの株式データと推移

発表日終値1,066円
発表日出来高482枚
分売前日終値1,019円
分売前日出来高579枚
予想PER21.52倍
実績PBR2.88倍
株主優待なし
予想配当利回り2.10%

パシフィックネットの業績データ

2020年5月(予想)2019年5月2018年5月
売上高(百万円)4,5004,1774,431
営業利益(百万円)400310238
当期利益(百万円)250192158
ROA(%)5.484.71
ROE(%)9.948.50
自己資本比率(%)56.553.8

パシフィックネットの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年の分売実績はありません。

分売目的

東証一部への市場変更を目指しており、今回の分売で株主数要件は満たせそう。
ただ他の要件が微妙なので、昇格はもう少し先の話になるかもしれません。

流動性

現在の板は250枚以上、発表前の出来高平均は600枚程度と流動性はそれなりにある

株価・ボラティリティ

株価は2018年以降、おおむね800円から1,200円の間で推移しています。
好調な決算もあって、10月16日に年初来高値を記録(1,239円)。

PER21.52倍・PBR2.88倍の株価は、同業他社と比較してやや割高

新興銘柄ではないが1日に100円以上動く日が多く、値幅が大きい。

配当金・株主優待

年間配当は1株22円で利回りは2.10%
今期は1円増配。

株主優待はありせん。

業績

今期業績は売上+7.7%・利益+29.0%と、3期連続の増益となる見込み。
1Q決算は前年比3.3倍の利益となり、上期進捗率は92%に達しています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(5)

枚数はまずまずあり、発行株式5%近くの重量感のある案件となります。
ポジティブな決算により流動性が高くなっていますが、規模を考えるともう少し増えてほしいところ。

株価はボラの激しい値動きが続いており、安定感に欠けます。
移動平均線が連なる1,000円付近まで調整すれば、一旦の反発が期待できるでしょうか。

今の地合いが続けばなんとかなるかもしれませんが、分売としては良い条件ではないため、分売価格割れの可能性も頭に入れておく必要があるでしょう。
当日の地合いと割引率が良ければ、参加を検討します。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

11/1に異例の分売予定日変更が行われております。
割引率はしっかりで、買い需要のある1,000円付近を下回る値決めとなったことはプラス要素。

流動性はやや心もとないので、明日の気配を見てからの方がよさそう。
分売価格は9月中旬以来の水準となり、少し値ごろ感はあるでしょうか。

規模は重たいですが地合いは悪くなく、明日朝の板気配で買いが増えていれば何とかなるかもしれません。
積極的なスタンスではありませんが、朝の気配次第の参加とします。

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