東証一部昇格狙いの実施!オリバー(7959)の立会外分売予想

2019年4月4日(木)~2019年4月9日(火)に立会外分売実施が予定されている、オリバー(7959)の分売詳細情報です。

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オリバーの立会外分売詳細

銘柄名オリバー(7959)【名証二部】
業種その他製品
企業詳細業務用主体の家具・インテリア大手。オフィスや宿泊施設向けに販売。企画から納入・施工まで総合展開。岡崎でケーブルテレビ事業も
発表日2019年3月19日(金)
分売予定日2019年4月4日(木)~2019年4月9日(火)
分売実施日2019年4月4日(木)
売買単位100株
申込上限100株
信用区分信用
分売枚数360枚(36,000株)
発行株式数比率約0.3%
分売総額0.72億円(分売発表日終値ベース)
分売価格2,113円
割引率3.52%
分売目的市場変更における形式要件の充足

オリバーの株式データと推移

発表日終値1,988円
発表日出来高11枚
分売前日終値2,190円
分売前日出来高66枚
予想PER14.34倍
実績PBR0.85倍
株主優待10月20日、4月20日
100株以上…ジェフグルメカード1,000円分
予想配当利回り2.11%

オリバーの業績データ

2019年10月(予想)2018年10月2017年10月
売上高(百万円)26,60026,60124,443
営業利益(百万円)1,7502,1462,027
当期利益(百万円)1,5501,8221,750
ROA(%)4.614.73
ROE(%)6.977.17
自己資本比率(%)65.766.7

オリバーの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

昨年12月以来の実施。
前回(分売枚数:1,420枚、割引率:3.51%)の結果は、始値-0.6%・終値-3.0%となっています。

分売目的

東証一部市場変更狙いの分売となっており、今回の実施によって昇格要件を満たすことになります。

流動性

現在の板は200枚以上、発表前の出来高平均は30枚程度と流動性はやや低い

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価ですが、11月末の決算が不調だったことや地合い悪化も影響して、12月末に1,350円まで下げています。
ただその後はすぐに反発、株主優待拡充増配も後押しして1,900円台まで上昇しています。

PER14.34倍・PBR0.85倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

出来高が少ないためか、一日のボラティリティは高くない。

配当金・株主優待

年間配当は1株46円で利回りは2.11%

株主優待は年2回、4月と10月に100株以上保有で、全国共通お食事券ジェフグルメカード1,000円分がもらえる。
配当と合わせたトータル利回りは3.03%

業績

今期業績予想は売上+0.0%・利益-18.5%と、二桁減益となる見込み。
先日の第1四半期決算で、通期利益予想が下方修正されています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

低調な結果で終わった前回までの分売とは異なり、枚数がかなり少なく小型の案件となっています。
東証一部を目指した実施であることもプラス要素。

流動性不安がある地方銘柄ですが、優待拡充などが好感されてやや改善されています。
発表翌日には一部昇格期待の買いも入り、出来高も増えています。

新たに追加されたグルメカード優待権利が近く、一定の買い需要は期待できそうでしょうか。

ただ過熱しすぎて株価が上がりすぎると、当日は微妙な結果になりそう。
一般信用は不可で、空売りの買戻しも期待できない。

あまりに上昇しすぎると見送りますが、小型で枚数が絞られており、条件と地合いが問題なければ参加します。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

昇格期待の買いが入った後は高値の2,190円の壁に阻まれて、本日も同値で引けています。
割引率は前回同様好条件であり、値幅も小さいことから悪くありません。

流動性が改善されているとは言い難いですが、今回の枚数であれば心配する必要はないでしょう。
下値では優待狙いの買いも入りそうなため、損失リスクは小さそう。

配分は期待できませんが各社から参加する予定です。

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