AI関連×賃借銘柄!メンバーズ(2130)の立会外分売予想

2018年11月14日(水)~2018年11月19日(月)に立会外分売実施が予定されている、メンバーズ(2130)の分売詳細情報です。

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メンバーズの立会外分売詳細

銘柄名メンバーズ(2130)【東証一部】
発表日2018年11月05日(月)
分売予定日2018年11月14日(水)~2018年11月19日(月)
分売実施日2018年11月14日(水)
売買単位100株
申込上限1,000株
信用区分貸借
分売枚数5,131枚(513,100株)
発行株式数比率約4.0%
分売総額6.4億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,066円
割引率2.91%
分売目的株主数増加

メンバーズの株式データと推移

発表日終値1,248円
発表日出来高1,867枚
分売前日終値1,098円
分売前日出来高2,799枚
予想PER26.30倍
実績PBR4.81倍
株主優待なし
予想配当利回り1.01%

メンバーズの業績データ

2019年3月(予想)2018年3月2017年3月
売上高(百万円)8,9007,4036,479
営業利益(百万円)802667658
当期利益(百万円)548441449
ROA(%)9.6611.00
ROE(%)16.7219.07
自己資本比率(%)56.858.9

メンバーズの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

2012年3月以来と久々の実施となります。
前回の結果(枚数:1,432枚、割引率:3.00%)は、始値+0.2%・終値-0.5%となっています。

分売目的

降格基準に達している要件はありませんが、3月末の株主数を見るとやや不足する可能性があることから実施に至ったと思われます。
ただそれでもボリュームのある規模となっているので、株主による売却も含まれていると推測されます。

流動性

現在の板は1000枚以上、発表前の出来高平均は1500枚程度と流動性はかなり高い

株価・ボラティリティ

株価は今年初めは800円でしたが、AI(人工知能)関連が物色された影響で一時2倍付近まで急騰
ただその後は売り圧力に負けて、徐々に値を下げています。

PER26.30倍・PBR4.81倍の株価は、同業他社と比較して少し割高水準

一部銘柄ですが、100円近く変動する日もあるなどボラは大きめ。

配当金・株主優待

年間配当は1株11.5円で利回りは1.01%

株主優待は創設されておりません。

業績

今期業績予想は売上+20.2%・利益+20.2%と、二桁増収増益の見通し。
11月5日に発表した中間発表では事前予想を下回る水準でしたが、前年同期の進ちょく率と同水準となっています。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
C(6)

5,000枚超えの枚数で発行株式から見ても重量感のある案件となっています。
前回は2012年に実施しましたが、当時は地方取引所上場だったこともあり軟調な結果で終えています。

AI関連株として注目されていましたが現在はややトーンダウンしております。
枚数は多いですが流動性が高い賃借銘柄ですので、吸収するのに問題ないかと思います。

現在もすでに調整が始まっていますが、できれば52週線(1,100円付近)を下回る値決めとなれば、その後の反発に期待できそう。
ただ割高の株価であり、何か材料がないと当日の上値は限定的でしょうか。

勝率の高い賃借分売ということで分売価格割れのリスクは小さいですが、期待できるリターンは条件次第となりそうです。
久々に配分が狙える分売ですので、よほど地合いが悪化しない限り参加する予定でいます。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(6)

発表以降調整が続き、発表日から14%安での値決めとなっています。
値を下げていますが、しっかりとディスカウントされたことはプラス要素。

空売りはそれほど入っていないようですが、直近で反発している52週線を下回っており、買い需要はそれなりにありそうです。
出来高は十分で今回の枚数でも売れ残ることはないでしょう。

ただ地合いの悪さが続いており、今晩の米国市場の動向、明日朝に発表されるGDP(国内総生産)の結果にも影響を受けそう。
リスクが全くないというわけではないので、慎重に行きたい方は明日の板気配を見てから決めた方が良さそうです。

また枚数が多くまとまった売りも出やすいので、短期での大きなリターンは厳しいかと思います。
私は念のため、明日の地合いを確認してから参加します。

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