【6月5日(水)~6月7日(金)実施予定】阪神内燃機工業(6018)の立会外分売予想

2019年6月5日(水)~2019年6月7日(金)に立会外分売実施が予定されている、阪神内燃機工業(6018)の分売詳細情報です。

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阪神内燃機工業の立会外分売詳細

銘柄名阪神内燃機工業(6018)【東証二部】
業種輸送用機器
企業詳細中小型舶用エンジンの老舗。省エネ型重点。内航船向け主力。部品・修理も収益源。産機は撤退。20年3月期は、部分品は消費増税前需要でやや上向く。
発表日2019年5月27日(月)
分売予定日2019年6月5日(水)~2019年6月7日(金)
分売実施日2019年6月5日(水)
売買単位100株
申込上限700株
信用区分信用
分売枚数350枚(35,000株)
発行株式数比率約1.1%
分売総額0.71億円(分売発表日終値ベース)
分売価格1,931円
割引率2.52%
分売目的流動性向上および株主数増加

阪神内燃機工業の株式データと推移

発表日終値2,020円
発表日出来高3枚
分売前日終値1,981円
分売前日出来高4枚
予想PER12.98倍
実績PBR0.52倍
株主優待なし
予想配当利回り1.98%

阪神内燃機工業の業績データ

2020年3月(予想)2019年3月2018年3月
売上高(百万円)11,50012,03613,640
営業利益(百万円)700787758
当期利益(百万円)500560546
ROA(%)2.762.75
ROE(%)4.564.59
自己資本比率(%)60.960.2

阪神内燃機工業の立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

ここ10年での分売実績はありません。

分売目的

実施目的には株主数増加とありますが、申し込み上限を広く設定しているため、そう多くは増やせないと思われます。
流動性改善もこの枚数程度では、あまり効果が見込めないかもしれません。

流動性

現在の板は10枚以下、発表前の出来高平均は5枚程度と流動性は非常に低い。

株価・ボラティリティ

ここ半年の株価はほぼ1,900円~2,100円で推移しており、方向感のない状態が続いています。

PER12.98倍・PBR0.52倍の株価は、同業他社と比較して同水準程度。

板が薄いため、動意づくと値が飛ぶ傾向にある。

配当金・株主優待

年間配当は1株40円で利回りは1.98%。
今期は5円減配。

株主優待はありません。

業績

今期業績は売上-4.5%・利益-11.1%と、二桁減益となる見込み。
ここ数年はほぼ横ばいの業績となっており、成長性は低い。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数はわずか350枚と少なく、規模も小型の案件となります。
ただ発表翌日でも出来高0と流動性がかなり低いため、この枚数でもすべて捌ききれるか不安な状況。

株価も特に割安というわけではなく、当日の買い需要増加には期待しづらい。
実施までに何かポジティブな材料が出ない限りは、厳しい結果になる可能性が高いでしょう。

業績は良くなく中長期保有も旨味がなさそうなので、参加をパスする予定です。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
D(4)

本日は一時1,900円付近まで下げましたが、その後戻してほぼ発表日と変わらない株価で引けています。
割引率は標準的ですが、最良買い気配から計算すると1.5%しか安くありません。

流動性も全く改善されておらず、今回の少ない枚数でも捌くのは厳しそうです。
ただ皆が回避して短期参加者が不在になった場合は、分売価格割れにならない可能性はあるかもしれません。

分売価格に値ごろ感はなく需給面の不安が大きいですので、前回のスタンスと同じく見送る予定です。

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