今年3回目の実施!ギフト(9279)の立会外分売予想

2019年12月24日(火)~2019年12月26日(木)に立会外分売実施が予定されている、
ギフト
(9279)の分売詳細情報です。

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ギフトの立会外分売詳細

銘柄名ギフト(9279)【東証マザーズ】
業種小売業
企業詳細横浜家系ラーメン『町田商店』展開。20年10月期は買収社上乗せ。既存店は値上げ奏功し堅調。増配濃厚。
発表日2019年12月13日(金)
分売予定日2019年12月24日(火)~2019年12月26日(木)
分売実施日2019年12月24日(火)
売買単位100株
申込上限300株
信用区分信用
分売枚数1,500枚(150,000株)
発行株式数比率約3.0%
分売総額6.9億円(分売発表日終値ベース)
分売価格4,152円
割引率2.99%
分売目的市場変更における形式要件の充足

ギフトの株式データと推移

発表日終値4,660円
発表日出来高527枚
分売前日終値4,280円
分売前日出来高674枚
予想PER45.59倍
実績PBR7.39倍
株主優待4月末・10月末
100株以上…自社グループで使えるお食事ご優待券
予想配当利回り0.64%

ギフトの業績データ

2019年10月(予想)2018年10月2017年10月
売上高(百万円)8,6306,9715,612
営業利益(百万円)865775627
当期利益(百万円)500455218
ROA(%)13.749.45
ROE(%)26.2833.36
自己資本比率(%)63.432.6

ギフトの立会外分売評価と予想

上場日・分売実績など

10月以来、今年3回目の実施。
前回(分売枚数:1,500枚、割引率:3.00%)の結果は、始値+0.5%・終値+1.9%となっています。

分売目的

前回同様、一部昇格における形式要件充足のために行われる分売となっております。
ただ以前申請準備中のままであり、前回の分売でも株主数要件を満たしていない可能性があります。

流動性

現在の板は150枚程度、発表前の出来高平均は200枚程度と流動性はそこそこ。

株価・ボラティリティ

株価は前回の分売以降下げ幅を広げており、一時4,200円台まで下押ししています。
ただその後は地合いの回復が手伝って、4,600円付近まで持ち直しています。

PER45.59倍・PBR7.39倍の株価は、同業他社と比較して割高

200円近く動く日もあるなど、ボラがやや高い。

配当金・株主優待

年間配当は1株30円で利回りは0.64%

株主優待は4月末もしくは10月末に100株以上保有で、町田商店などで使えるお食事無料券3枚がもらえる。
1000円のメニューで計算した場合、総合利回りは年1.93%

業績

今期業績は売上+30.6%・利益+17.8%と、上振れした前期に引き続き高い成長性を維持する見込み。
これで4期連続増収&7期連続の最高益更新となります。

総合評価(立会外分売発表時点)

評価
D(4)

枚数は多くありませんが、規模は中型の案件となります。
似たような条件の前回の分売では、優待権利日直前の実施が功を奏し、プラスリターンで終えています。

夜間取引ではすでに売り込まれており、実施日まで軟調な展開が予想されます。
株価は割高であるため、ある程度調整が進まないと厳しい結果になるかもしれません。

また値がさのボラの大きな銘柄のため、ディスカウント分は余裕で動くことも注意が必要です。
前回はプラスになったものの、今回は流動性がもう少し高くならないと利益がでない可能性があります。

あまりリスクを取りたくないので見送り目線ですが、好条件かつ流動性も改善されれば検討します。

総合評価(立会外分売前日時点)

評価
C(5)

株価は売られる展開が続き、本日も下落して発表日から8%安で取引を終えています。
少し調整が進んだものの、約3%のディスカウントであることは評価できます。

値決めは本日も反発した52週線を下回る価格で、一定の買い需要が期待できそう。
ただ板が薄いことや出来高もあまり改善されてないので、一応明日の気配を見ておいた方が良さそうです。

また過去の分売はいずれも激しい値動きとなり、今回もザラ場で分売価格を割れることも考えられます。
地合いは悪くないのでなんとかなりそうですが、参加する際はリスク管理をしっかり行うことを推奨します。

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